第14戦エミリア・ロマーニャGPの公式予選は、9月21日現地時間10時50分からミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリで行われ、プラクティスで1番手に進出したフランチェスコ・バグナイアが初日午後のプラクティスで記録したオールタイムラップレコード(1分30秒286)を自ら0.255秒更新する1分30秒031を刻み、週末2度目、今季13度目のトップタイムをマーク。
2戦連続3度目、プレミアクラスで26度目、キャリア通算28度目のポールポジションを奪取した。
HOME HERO ON POLE! 🤌@PeccoBagnaia takes a record-breaking pole in Misano! 👊#EmiliaRomagnaGP🏁 pic.twitter.com/cZvokQIgnY
— MotoGP™🏁 (@MotoGP) September 21, 2024
ドゥカティ勢1列目独占
気温22度、路面温度30度のドライコンディションの中、プラクティス2番手のホルヘ・マルティンは0.214秒差の2番手を維持。タイムアタックの改善に着手したオフィシャルテストの成果を発揮するように3戦ぶり9度目の1列目に進出し、年間の予選最速者を決定するプライベートタイトル『BMW M Award』で総合1位を維持すれば、プラクティス4番手のエネア・バスティアニーニは0.533秒差の3番手に入り、ダブルウィンを達成した第10戦イギリスGP以来4度目の1列目を獲得。プラクティス7番手のマルコ・ベツェッキは6番手。
マルク・マルケス転倒
プラクティス3番手のマルク・マルケスは4ラップ目の3コーナーで週末2度目、オールクラス最多となる今季19度目の転倒を喫して0.849秒差の7番手。前戦の9番グリッドを上回ったが、ティソ・スプリントと決勝レースは同じ3列目から迎えることになり、前戦予選2番手だったプラクティス6番手のフランコ・モルビデリは10番手。
KTMの両雄がトップ5入り
プラクティス15番手のブラッド・ビンダーは公式予選1で1番手、公式予選2は0.605秒差の4番手。今季の予選最高位タイに進出すれば、2日目午前のフリープラクティス2で1番時計を刻んだプラクティス9番手のペドロ・アコスタは0.700秒差の5番手。
プラクティス5番手のファビオ・クアルタラロは、前戦の10番グリッドを上回る0.890秒差の9番手。
アプリリア3台が公式予選2に進出
プラクティス8番手のマーベリック・ビニャーレスは0.878秒差の8番手。プラクティス10番手のアレイシ・エスパルガロは1.006秒差の11番手。プラクティス16番手のミゲール・オリベイラは公式予選1で2番手、公式予選2は12番手。
公式予選1
プラクティス13番手のファビオ・ディ・ジャンアントニオは0.215秒差の3番手。0.139秒差で公式予選2への進出を逃すと、プラクティス18番手のルカ・マリーニは5番手。プラクティス11番手のジャック・ミラーは9番手。
プラクティス21番手の中上貴晶は0.991秒差の10番手。プラクティス14番手のアレックス・マルケスは11番手。発熱が原因で初日午後のプラクティスをキャンセルしたが、体調が回復して2日目午前のフリープラクティス2に出走したアレックス・リンスは走行を見送った。
ティソ・スプリント
周回数13ラップのショートレース、ティソ・スプリントは現地時間15時00分、日本時間22時00分スタート。
RESULTS