第14戦エミリア・ロマーニャGPの決勝レース(周回数20ラップ)は、9月22日現地時間10時00分からミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリで行われ、2番グリッドのダビド・アロンソが3週間前の第12戦アラゴンGPと2週間前の前戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPの反省からスタートから積極的にレースをリード。
ラスト2ラップにポジションを2つ落としたが、ラストラップに2人を一気に抜き去り、第11戦オーストリアGP以来3戦ぶりに優勝。来週末からのオーバーシーズを前にシーズン8勝目を挙げた。
前戦勝者2位
気温19度、路面温度20度のドライコンディションの中、前戦で初優勝を挙げた3番グリッドのアンヘル・ピケラスは4人による優勝争いの末、0.175秒差の2位。2戦連続3度目の表彰台を獲得すれば、6番グリッドのコリン・ベイヤーは0.367秒差の3位に入り、7度目の表彰台。
11番グリッドのダニエル・オルガドは1ラップ目にポジションを6つ上げ、トップグループ内で優勝争いを繰り広げ、0.295秒差の3番手でゴールしたが、最終ラップにトラックリミットを越えたことからポジションを1つ降格するペナルティが科せられて4位。
4番グリッドのイバン・オルトラは3.135秒差の5位。12番グリッドのルカ・ルネッタは地元勢の最高位となる6位。10番グリッドのジョエル・ケルソ、7番グリッドのアドリアン・フェルナンデェス、14番グリッドのマッテオ・ベルテッレ、9番グリッドのホセ・アントニオ・ルエダがトップ10入り。17番グリッドの鈴木竜生は6.043秒差の11位。
古里太陽13位
ポールポジションの古里太陽は、ホールショットを決めてトップグループに位置すると、4番手走行中の9ラップ目に他車との接触が原因で12番手に後退。10番手走行中にはトラックリミットによるロングラップペナルティが科せられ16ラップ目に13番手に後退して11.726秒差の13位。5番グリッドのステファノ・ネパは14位。15番グリッドの山中琉聖は15.651秒差の15位。
8番グリッドのダビド・ムニョスは、6番手に浮上した1ラップ目の2コーナーで他車との接触が原因で転倒。レースに復帰して前戦決勝レースの1ラップ目に他車との接触が原因で科せられたダブルロングラップペナルティを消化したが、23番手を走行中の10ラップ目の15コーナーで2度目の転倒でリタイアした。
チャンピオンシップ
ポイントリーダーのダビド・アロンソは25ポイントを加算。総合2位ダニエル・オルガドは70ポイント差から82ポイント差にギャップが拡大。総合4位コリン・ベイヤーは73ポイント差から82ポイント差の3位に浮上。総合3位イバン・オルトラは73ポイント差から87ポイント差の4位に後退した。
RESULTS
AMAZING 😂
— MotoGP™🏁 (@MotoGP) September 22, 2024
Is there anything David can't do?! 😅 #EmiliaRomagnaGP 🏁 pic.twitter.com/bxQEp9xWsj