ドゥカティは、プレミアクラス参戦387戦目となった第14戦エミリア・ロマーニャGPの決勝レースでファクトリーチームのドゥカティ・レノボ・チームに所属するエネア・バスティアニーニが優勝を飾ったことから100勝目に到達した。
1949年に始まったチャンピオンシップのプレミアクラスにおいて、ドゥカティはホンダ(313勝)、ヤマハ(245勝)、MVアグスタ(139勝)が続き、技術規則の大幅な変更に伴い、『500cc』から『MotoGP™』に名称が変更された2002年以降は、ホンダ(157勝)、ヤマハ(125)に続く優勝数を記録。
優勝者は全15人
ドゥカティに初優勝をもたらしたのは、ロリス・カピロッシ。デビューから6戦目となった2003年6月の第6戦カタルーニャGPで優勝を飾ると、ドゥカティ機を駆けて7勝を記録。
参戦5年目の2007年に初タイトルをもたらしたレジェンド、ケーシー・ストーナーは23勝。2017年から3年連続総合2位を獲得アンドレア・ドビツィオーソは14勝。
最多勝利は、今季7勝を加算したフランチェスコ・バグナイアの25勝。
最多優勝サーキットはレッドブルリンク
全26のサーキットで優勝を挙げ、最多優勝はレッドブルリンクの9勝。ルサイル・インターナショナル・サーキットの8勝、ムジェロ・サーキット、ペトロナス・セパン・インターナショナル・サーキット、モビリティリゾートもてぎ、ミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリの7勝が続き、第14戦エミリア・ロマーニャGPが終了した時点で296度の表彰台を獲得した。
ドゥカティの優勝ランキング
フランチェスコ・バグナイア:25勝
ケーシー・ストーナー:23勝
アンドレア・ドビツィオーソ:14勝
ロリス・カピロッシ:7勝
ホルヘ・マルティン:7勝
エネア・バスティアニーニ:7勝
ホルヘ・ロレンソ:3勝
ジャック・ミラー:3勝
マルコ・ベツェッキ:3勝
ダニロ・ペトルッチ:2勝
マルク・マルケス:2勝
トロイ・ベイリス:1勝
アンドレア・イアンノーネ:1勝
ヨハン・ザルコ:1勝
ファビオ・ディ・ジャンアントニオ:1勝