ダビド・アロンソがバレンティーノ・ロッシの11勝に並ぶ

ジョアン・ミルが樹立した年間最多ポイントの記録を更新。日本勢3人がポイント圏内に進出

第17戦オーストラリアGP決勝レース(周回数21ラップ)は、10月20日現地時間11時00分からフィリップアイランド・サーキットで行われ、10番グリッドのダビド・アロンソが26人中24人がリアにミディアムタイヤを選択した中でハードタイヤを装着し、中盤から積極的にレースをリード。

1997年にレジェンド、バレンティーノ・ロッシが記録した年間の最多勝利数に並ぶ11勝目を挙げ、軽量級の優勝ランキングで7位のレジェンド、ホルヘ・マルティネス・アスパルに並ぶ15勝目に到達した。

ダニエル・オルガドが総合2位獲得に向けて大きく前進

気温15度、路面温度29度のドライコンディションの中、14番グリッドのダニエル・オルガドは2.936秒差2位。第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP以来4戦ぶり7度目の表彰台を獲得すれば、3番グリッドのアドリアン・フェルナンデェスは2.939秒差の3位に入り、第15戦インドネシアから3戦連続の表彰台。

6番グリッドのステファノ・ネパは、公式予選2の低速走行で科せられたダブルロングラップペナルティを2ラップ目と4ラップ目に消化して19番手まで後退したが、2.957秒差の4番手。今季のベストリザルトを獲得すれば、4番グリッドのダビド・ムニョスは5位。

日本勢ポイント圏内進出

11番グリッドの山中琉聖は1ラップ目に23番手まで後退したが3.377秒差の6位まで挽回。9番グリッドの古里太陽は3.403秒差の7位。12番グリッドのルカ・ルネッタ、15番グリッドのホセ・アントニオ・ルエダ、8番グリッドのアンヘル・ピケラスがトップ10入り。17番グリッドの鈴木竜生は12.446秒差の15位。

2番グリッドのコリン・ベイヤーは12ラップ目4コーナーで転倒し、前に位置していたポールポジションのイバン・オルトラに激突。ベイヤーは最後まで走って18位。オルトラはリタイア。

チャンピオンシップ

チャンピオンのダビド・アロンソは25ポイントを加算し、2017年にジョアン・ミルが記録した年間最多ポイントの341ポイントを上回る346ポイントに到達。

総合2位ダニエル・オルガドは20ポイントを稼ぎ、総合3位コリン・ベイヤーに対して23ポイント差、総合4位イバン・オルトラに対しては41ポイント差にアドバイスを拡大した。

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