第18戦タイGPの決勝レースは、10月27日現地時間12時00分からチャーン・インターナショナル・サーキットで行われ、5番グリッドのダビド・アロンソがスタートからトップグループに位置すると8ラップ目トップに飛び出し、第14戦エミリア・ロマーニャGPから5戦連続の12勝目。
第16戦日本GPでコロンビア人ライダーとして史上初のタイトルを獲得、第17戦オーストラリアGPで2017年にジョアン・ミルが全18戦で341ポイントを獲得した年間最多獲得ポイントの記録を更新した後、1997年にバレンティーノ・ロッシが全15戦で11勝を挙げた年間最多勝の記録を更新。さらに、史上14人目となる5連勝、史上7人目の16勝目に達成した。
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— MotoGP™🏁 (@MotoGP) October 27, 2024
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気温24度、路面温度27度。週末初めてのウェットコンディションとなったことから、サイティングラップの走行時間が10分間に拡大され、レーススタート時間が通常より5分遅れとなり、周回数が19ラップから12ラップに変更された中、26人中25人がスリックタイヤを選択。
10番グリッドのルカ・ルネッタは0.353秒差の2位。自己最高位と第12戦アラゴンGPに続き2度目の表彰台を獲得すれば、2番グリッドのコリン・ベイヤーは0.522秒差の3位に入り、9度目の表彰台を獲得。9番グリッドのイバン・オルトラは2番手で最終ラップの最終コーナーに進入したが0.936秒差の4位。
接触転倒
4番グリッドの古里太陽は、優勝表彰台争い中の最終ラップ最後のコーナーでイン側から進入してきたコリン・ベイヤーと接触したことから転倒。ライダーとバイクが横滑りしながら5位でフィニッシュラインを通過し、17番グリッドのダビド・ムニョス、ポールポジションのジョエル・ケルソ、6番グリッドのスコット・オグデン、14番グリッドのステファノ・ネパがシングルフィニッシュ。
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20番グリッドの鈴木竜生は8.308秒差の10位。12番グリッドの山中琉聖は9.040秒差の11位。7番グリッドのダニエル・オルガドは12位。
3番グリッドのアンヘル・ピケラスと11番グリッドのアドリアン・フェルナンデェスは6番手と7番手を走行中の11ラップ目8コーナーで接触転倒。22番グリッドのエディ・オシェイは唯一ウェットタイヤを装着したが、10ラップ目にリタイア。
チャンピオンシップ
チャンピオンのダビド・アロンソは25ポイントを加算。年間最多獲得ポイントを371ポイントに伸ばせば、総合2位ダニエル・オルガドと総合3位コリン・ベイヤーのギャップが23ポイント差から11ポイント差に接近した。
RESULTS