小椋藍が2位でチャンピオンに輝く

21ラップ目に赤旗中断となったレースでアロン・カネトが今季3勝目、佐々木歩夢13位

第18戦タイGP決勝レース(周回数22ラップ)は、10月27日現地時間13時15分からチャーン・インターナショナル・サーキットで行われ、2番グリッドのアロン・カネトが1ラップ目からレースをリードして第15戦インドネシアGPに続き今季3勝目。

ポールポジションの小椋藍は、1ラップ目の最終コーナーで2番手から7番手に後退したが、3ラップ目にアルベルト・アレナス、7ラップ目ダーリン・ビンダー、8ラップ目ジェイク・ディクソン、10ラップ目ディオゴ・モレイラ、14ラップ目マルコス・ラミレスを抜いて2番手に浮上。第16戦日本GPに続き、クラス最多8度目の表彰台を獲得したことからタイトルを獲得した。

赤旗中断

気温21度、路面温度26度。ドライレースが宣言されたが、21ラップ目に雨による赤旗中断となり、20ラップ目が終了した時点の順位がレース結果に反映され、4番グリッドのマルコス・ラミレスは4.683秒差の3位。昨年11月の第18戦マレーシアGP以来今季初表彰台を獲得すれば、13番グリッドのソムキアット・チャントラは今季の最高位となる4位。

3番グリッドのディオゴ・モレイラは5位。18番グリッドのイサン・グエバラ、11番グリッドのジェイク・ディクソン、6番グリッドのアルベルト・アレナス、10番グリッドのマヌエル・ゴンザレス、17番グリッドのデニス・フォッジャがトップ10入り。9番グリッドのセルジオ・ガルシアは12位。

12番グリッドの佐々木歩夢は15.382秒差の13位に入り、第12戦アラゴンGPに続き今季2度目のポイント圏内に進出。フリープラクティス1のアクシデントによりピットレーンスタートのペナルティが科せられたゾンタ・ファン・デン・グールベルクは19位。

フリープラクティス1のアクシデントによりグリッドポジションを3つ降格するペナルティが科せられた7番グリッドのトニー・アルボリーノは、1ラップ目の5コーナーでイン側から高速で進入してきた8番グリッドのフェルミン・アルデグエに追突されて転倒。

チャンピオンシップ

ポイントリーダーの小椋藍は20ポイントを加算。総合2位アロン・カネトは25ポイントを稼ぎ、65ポイント差から60ポイント差となったが、2戦を残してタイトル争いに決着。同時に新規参戦のMTヘルメット-MSIがチーム部門は初制覇した。

RESULTS

 

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