プリマ・プラマック・レーシングのホルヘ・マルティンは、第18戦タイGPでインディペンデントライダー部門の2連覇に成功。ライダー部門では、ポイントリーダーとして、2年前にポールポジションからトップ走行中に転倒、1年前に2番グリッドからティソ・スプリントで2位、決勝レースで5位だったペトロナス・セパン・インターナショナル・サーキットに挑戦。
タイトルを獲得する条件は?
残り2戦74ポイントのタイトル争いにおいて、今週末にタイトルを獲得するには、総合2位フランチェスコ・バグナイアとのギャップを17ポイント差から38ポイント差以上に拡大することが条件。
もし、ホルヘ・マルティンがティソ・スプリントで7勝目を挙げて12ポイントを稼ぎ、ライバルが0ポイントだったとしても、29ポイント差となることから、土曜日にタイトル争いに終止符が打たれることはないが、日曜日にマッチポイントを迎える。
仮に、ホルヘ・マルティンが第5戦フランスGP以来今季2度目のダブルウィンを達成すれば、週末に37ポイントを稼ぐことになり、490ポイントに到達。フランチェスコ・バグナイアが連続して5位以下、16ポイントしか加算できなかったら、ギャップが38ポイントとなることからタイトル争いに終止符が打たれる。
または、ホルヘ・マルティンが2戦連続6度目の連続2位を獲得し、フランチェスコ・バグナイアが連続9位以下、つまり週末に8ポイントしか稼げない場合。マルティンが連続3位、バグナイアが週末に2ポイントしか稼げない場合、2001年のバレンティーノ・ロッシ以来となるサテライトチームからのチャンピオン誕生となる。