「10ポイント以内で今週末を終えなければいけない」

ダブルウィンを達成した第8戦TTアッセンを再現するように初日に連続1番時計を記録

ドゥカティ・レノボ・チームフランチェスコ・バグナイアは、史上9人目となる3連覇を視野に入れ、ポイントリーダーとの17ポイント差を挽回する目的でペトロナス・セパン・インターナショナル・サーキットで始まった第19戦マレーシアGPへの挑戦を開始。

2年前に優勝、1年前に連続3位、今年2月のオフィシャルテストで総合1番手に進出した当地でダブルウィンを達成した第8戦TTアッセンと第16戦日本GPに続き、今季3度目の1番手発進を決めると、公式予選を振り分けるプラクティスで週末2度目、今季18度目の1番時計を記録。第8戦TTアッセン以来2度目となる初日連続の1番手に進出した。

Francesco Bagnaia, Jorge Martin, Petronas Grand Prix of Malaysia
Francesco Bagnaia, Jorge Martin, Petronas Grand Prix of Malaysia

「現時点であまりプレッシャーはあまり感じていない。ホルヘ・マルティンがより快適な状況にあるのは事実だけど、より快適なときにこそ、問題が始まってしまう。ミスを犯さずに速く走らなければいけないけど、それができないことを彼はよく知っている。これは僕たちが既に経験した状況であり、どのように行動すべきかを知っている。」

「タイでは自分たちのミスにより、非常に重要な2ポイントを失ってしまった。今週末はもう少しリスクを冒し、ポイントを失わず、ただ勝ちに行かなければいけない。」

「自分に良く合ったトラックだと考える。いつも良い感じを得ていた。僕たちは最初から全力を尽くしている。タイでしたように、週末を可能な限り最高の形で始めることがいかに重要であるかを良く理解している。土曜日に何が悪かったのかも分かっているから改善していきたい。今週末は3ポイント以上を挽回する必要がある。」

Francesco Bagnaia, Ducati Lenovo Team, Petronas Grand Prix of Malaysia
Francesco Bagnaia, Ducati Lenovo Team, Petronas Grand Prix of Malaysia

「0ポイントと3位というのは難しいと思う。ホルヘ・マルティンが連勝すると予想するのも難しい。今週末を生き残り、何が起こるかを理解しなければいけない。」

「現時点でアタックする最善の手段は、さらにガスを開けること。両方のレースに勝って、ポイント差を詰めることを目指す。最後の週末に向けて、良いオプションを持つ必要があり、10ポイント以内で今週末を終えなければいけない。」

「なぜなら、どのシーズンでも、シーズン中に何か奇妙なことが起こったから。2年前は1ポイント差だった。1年前は良い方向に進んでいたけど、バルセロナで転倒してしまい、肉体的にも精神的にも厳しかった。今年はスピードに関しては文句のつけようがない。15勝を挙げた。可能性はあるけど、不運だった。ミスを幾つか犯してしまった。」

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