第19戦マレーシアGPのフリープラクティス1は、11月1日現地時間10時45分からペトロナス・セパン・インターナショナル・サーキットで行われ、先週末にチャーン・インターナショナル・サーキットで開催された前戦タイGPで3位と1位を獲得した総合2位フランチェスコ・バグナイアが2年前に優勝、1年前に連続3位、今年2月のオフィシャルテストで総合1番手に進出した当地で15ラップを周回。
通常、週末最初のセッションは同じタイヤで周回を重ねるが、3度のランの際にフロント、リアともに新品タイヤに履き替えて今季17度目のトップタイムをマーク。ダブルウィンを達成した第8戦TTアッセンと第16戦日本GPに続き、今季3度目の1番手発進を決めた。
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— MotoGP™🏁 (@MotoGP) November 1, 2024
ホルヘ・マルティン6番手
気温30度、路面温度35度のドライコンディションの中、総合11位マルコ・ベツェッキは17ラップを周回し、3度目のランの際に前後共に新品タイヤを装着して1.053秒差の3番手。
当地で2年前に転倒、1年前に2位と4位、2月のオフィシャルテストで総合2番だったポイントリーダーのホルヘ・マルティンは、通常最後のランの際にフロント、リア共に新品タイヤに履き替えるが、同じタイヤで16ラップを周回して1.647秒差の6番手。1年前のティソ・スプリントで優勝を挙げた総合12位アレックス・マルケスは7番手。
左肩の手術を受けるために前戦でシーズンを終了した総合8位ファビオ・ディ・ジャンアントニオの代役に指名されたアンドレア・イアンノーネは、16ラップを周回して1.856秒差の9番手。
6年前に当地で優勝を挙げた総合3位マルク・マルケスは1.974秒差の12番手。1年前の決勝レースで優勝を挙げた総合4位エネア・バスティアニーニは2.021秒差の14番手。総合9位フランコ・モルビデリは13番手。
マーベリック・ビニャーレス好発進
5年前に優勝を挙げた総合7位マーベリック・ビニャーレスは15ラップを周回。3度目のランの際にリアタイヤを交換して0.743秒差の2番手に進出すれば、総合15位ミゲール・オリベイラの負傷代役として招集されたアプリリアのテストライダー、ロレンソォ・サバドーリは来季に向けて作業を継続して18番手。総合16位ラウール・フェルナンデェスは21番手。総合10位アレイシ・エスパルガロは3.631秒差の22番手。
ペドロ・アコスタ転倒5番手
総合14位ジャック・ミラーは15ラップを周回し、3度目のランの際にリアタイヤを履き替えて1.452秒差の4番手。今年2月にシェイクダウンテストとオフィシャルテストに参加した総合6位ペドロ・アコスタは、15ラップ目の9コーナーで今季26度目の転倒を喫したが1.560秒差の5番手。総合21位アウグスト・フェルナンデェスは10番手。総合5位ブラッド・ビンダーは2度のランで最多19ラップを周回して15番手。
総合13位ファビオ・クアルタラロは14ラップを周回して1.789秒差の8番手。総合19位アレックス・リンスは2.163秒差の16番手。
総合18位中上貴晶は17ラップを周回。3度目のランでフロント、リア共に新品タイヤを装着して1.923秒差の11番手に進出すれば、総合17位ヨハン・ザルコは2.412秒差の17番手。総合20位ジョアン・ミルは19番手。総合22位ルカ・マリーニは20番手だった。
プラクティス
11月2日の公式予選1と公式予選2の振分けを決定するプラクティスは、現地時間15時00分(日本時間16時00分)開始。
RESULTS