プリマ・プラマック・レーシングのホルヘ・マルティンは、第19戦マレーシアGPのティソ・スプリントで今季7勝目。12ポイントを加算したことから465ポイントに到達し、タイトル争いのライバル、フランチェスコ・バグナイアが転倒リタイアを喫したことから、2人のギャップが17ポイント差から29ポイント差に拡大。
残り62ポイントのタイトル争いにおいて、もし2人の獲得ポイント数が同点の場合、決勝レースの優勝数が考慮され、ホルヘ・マルティンが3勝、フランチェスコ・バグナイアが9勝を挙げていることから、ギャップが38ポイント以上に広がれば、最終戦を前にタイトル争いが決着する。
ホルヘ・マルティンがチャンピオンになるには?
2001年のバレンティーノ・ロッシ以来となるサテライトチームからのチャンピオン誕生、前戦タイGPで2連覇を達成したインディペンデントライダー部門と合わせて歴史的な2冠をペトロナス・セパン・インターナショナル・サーキットで達成するには、決勝レースでフランチェスコ・バグナイアよりも9ポイント以上を稼ぐことが条件。シナリオは次の通り。
・ マルティンが優勝、バグナイアが3位以下
・ マルティンが2位、バグナイアが5位以下
・ マルティンが3位、バグナイアが9位以下
・ マルティンが4位、バグナイアが12位以下
・ マルティンが5位、バグナイアが14位以下
・ マルティンが6位、バグナイアが15位以下
・ マルティンが7位、バグナイアがポイント圏外