『Idemitsu Asia Talent Cup』~三谷然がダブルウィン

荻原羚大は総合2位、髙平理智は総合3位、池上聖竜と竹本倫太郎は総合5位と総合8位に進出

チャンピオンシップの商業権を所有するドルナスポーツは『Road to MotoGP™』のプログラムとして、アジア地域とオセアニア地域におけるヤングライダーの発掘及び育成を目的に、2014年に設立した大会『Asia Talent Cup(アジア・タレント・カップ)』を開催。

出光興産の支援を受ける開催11年目のシーズン『Idemitsu Asia Talent Cup(イデミツ・アジア・タレント・カップ)』の最終戦マレーシア大会は、11月1日から3日に『MotoGP™』第19戦マレーシアGPの併催として、ペトロナス・セパン・インターナショナル・サーキットで開催され、1週間前の前戦タイGPでタイトルを獲得したチャンピオン三谷然(みたにぜん)が8月に当地で開催された第2戦マレーシア大会に続き、今季2度目のダブルウィンを達成した。

Round 6, Malaysia, Idemitsu Asia Talent Cup 2024
Round 6, Malaysia, Idemitsu Asia Talent Cup 2024

レース1

11月2日現地時間16時10分。気温30度、路面温度39度のドライコンディションの中、3ラップ目から4人の日本勢による優勝争いが展開され、ポールポジションからスタートした三谷然が優勝。5番グリッドの池上聖竜(いけがみせいりゅう)は0.111秒差の2位。今季5度目の表彰台を獲得すれば、6番グリッドの髙平理智(たかひらりいち)は0.141秒差の3位に進出。

Round 6, Malaysia, Idemitsu Asia Talent Cup 2024
Round 6, Malaysia, Idemitsu Asia Talent Cup 2024

レース2

11月3日現地時間9時45分。気温30度、路面温度39度のドライコンディションの中、レース1を再現するように4人による優勝争いがフィニッシュラインまで繰り広げられ、三谷然が今季7勝目。レース1で0.215秒差の4位だった2番グリッドの荻原羚大(おぎわらりょうた)は0.193秒差の2位。今季7度目の表彰台を獲得すれば、髙平理智は0.697秒差の3位に入り、今季7度目の表彰台を獲得。

レース1で技術問題が発生してリタイアしたファリス・ハフィ(マレーシア)は0.704秒差の4位。池上聖竜は5位。11番グリッドの竹本倫太郎(たけもとりんたろう)はレース1で9位とレース2で10位だった。

Round 6, Malaysia, Idemitsu Asia Talent Cup 2024
Round 6, Malaysia, Idemitsu Asia Talent Cup 2024

チャンピオンシップ

第10代目王者の三谷然は7勝を含む10度の表彰台を獲得。荻原羚大は2勝を含む7度の表彰台を獲得して総合2位。髙平理智は総合3位。参戦1年目の池上聖竜竹本倫太郎は総合5位と総合8位に進出した。

RESULTS

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