王者ダビド・アロンソが史上最多勝の記録を伸ばす14勝目

ダニエル・オルガドが2位で総合2位を獲得。山中琉聖5位、古里太陽7位、鈴木竜生13位

最終戦ソリダリティGP決勝レース(周回数18ラップ)は、11月15日現地時間11時00分からバルセロナ-カタルーニャ・サーキットで行われ、今季7度目のポールポジションからスタートしたダビド・アロンソが最終ラップまで繰り広げられた11人による優勝、表彰台争いに競り勝ち、第14戦エミリア・ロマーニャGPから軽量級の歴史上6人目となる7戦連続の優勝を達成。

1997年にバレンティーノ・ロッシが記録した年間最多勝の11勝を更新する14勝目。参戦42戦目で史上6人目となる18勝目を挙げ、史上初となる400ポイントを突破する421ポイントに到達した。

気温13度、路面温度11度のドライコンディションの中、5番グリッドのダニエル・オルガドは0.147秒差の2位。第17戦オーストラリアGP以来3戦ぶり8度目の表彰台を獲得すれば、4番グリッドのアンヘル・ピケラスは1.210秒差の3位に入り、第14戦エミリア・ロマーニャGP以来6戦ぶり4度目の表彰台を獲得。17番グリッドのホセ・アントニオ・ルエダは4位。

日本勢ポイント圏内進出

15番グリッドの山中琉聖は1.685秒差の5位。12番グリッドのダビド・ムニョスは最終ラップに山中琉聖に接触したことからポジションを1つ降格するペナルティが科せられて6位。

8番グリッドの古里太陽は1.753秒差の7位。9番グリッドのヤコブ・ルールストーン、3番グリッドのイバン・オルトラ、2番グリッドのコリン・ベイヤーがトップ10入り。7番グリッドのアドリアン・フェルナンデェスは最終ラップにショートカットしたことから3秒加算のペナルティが科せられて11位。

10番グリッドの鈴木竜生は10.823秒差の13位。6番グリッドのルカ・ルネッタは1ラップ目の4コーナーで11番グリッドのステファノ・ネパと接触。転倒を引き起こす行為としてロングラップペナルティが科せられて18位。ステファノ・ネパはリタイア。23番グリッドのリッカルド・ロッシは低速走行によるダブルロングラップが科せられたが体調不良でリタイア。

ワイルドカードとしてデビューした19番グリッドのアルバロ・カルペは19位。負傷代役に起用した21番グリッドのマルコス・ウリアリテはトラックリミットによるロングラップペナルティが科せられて25位だった。

チャンピオンシップ

チャンピオンは第16戦日本GPで王冠を奪取したダビド・アロンソ。総合2位は1勝を含む8度の表彰台を獲得したダニエル・オルガド。総合3位は1勝を含む9度の表彰台を獲得したコリン・ベイヤー
コンストラクター部門はCFモト。チーム部門はCFモト・ガビオタ・アスパル・チーム。新人王はアンヘル・ピケラス。年間のポールポジション獲得数を争う『Pole to Poles』は最終戦で7度目のトップグリッドを奪取したダビド・アロンソ

テストスケジュール

来年2月7日から8日にサーキット・リカルド・トルモ、2月18日から20日にヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトでオフィシャルテストが計画されている。

RESULTS

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