ホルヘ・マルティンがチャンピオンに輝く

フランチェスコ・バグナイアが11勝目、マルク・マルケスが2位で総合3位を獲得

最終戦ソリダリティGP決勝レースは、11月17日現地時間14時00分からバルセロナ-カタルーニャ・サーキットで行われ、前日のティソ・スプリントで3位を獲得した4番グリッドのホルヘ・マルティンがフロントにハードタイヤ、リアにミディアムタイヤを装着してスタートで2番手に浮上。2ラップ目3番手に後退したが安定したラップを刻んで3.810秒差の3位でチェッカーフラッグを受け、第14戦エミリア・ロマーニャGPから7戦連続16度目の表彰台を獲得。

プレミアクラス4年目で初めて、2018年の『Moto3™』と合わせて2度目のタイトルを獲得。チャンピオンシップのレジェンド、バレンティーノ・ロッシがプレミアクラスで初めてタイトルを獲得した2001年以来23年ぶりとなるサテライトチームからのチャンピオンが誕生し、スペイン人として、アレックス・クリビーレ、ホルヘ・ロレンソ、マルク・マルケス、ジョアン・ミルに続き5人目のチャンピオンに輝いた。

フランチェスコ・バグナイア年間11勝

気温18度、路面温度16度のドライコンディションの中、ポールポジションのフランチェスコ・バグナイアは、フロントにハードタイヤ、リアのソフトタイヤを選択。ホールショットを決めてレースの主導権を握り、第18戦タイGPから3戦連続の優勝。マルク・マルケス、ミック・ドゥーハン、バレンティーノ・ロッシ、ジャコモ・アゴスチーニに続き5人目となる年間11勝を達成。

3番グリッドのマルク・マルケスは、2ラップ目にホルヘ・マルティンを追い越して2番手に浮上して、フランチェスコ・バグナイアを追走して3.810秒差の2位に入り、今季10度目の表彰台を獲得。11番グリッドのアレックス・マルケスは5.322秒差の4位。

8番グリッドのエネア・バスティアニーニは、8ラップ目にコースアウトを喫したことから4番手から8番手に後退して7位。5番グリッドのフランコ・モルビデリは8位。9番グリッドのマルコ・ベツェッキは9位。

2番グリッドのアレイシ・エスパルガロは5位。ホームレースでフルエントリーライダーとして最後のグランプリを締め括れば、14番グリッドのミゲール・オリベイラは負傷からの復帰戦で12位。

7番グリッドのマーベリック・ビニャーレスはスタート直後の1コーナーでコースアウトを喫して16番手に後退して15位。ウォームアップ走行で今季3度目の1番時計を刻んだ17番グリッドのラウール・フェルナンデェスは18位。

18番グリッドのブラッド・ビンダーは1ラップ目10番手、3ラップ目9番手、15ラップ目8番手、18ラップ目7番手、最終ラップ目にエネア・バスティアニーニを抜いて7.081秒差の6位。

ウォームアップ走行で週末2度目、オールクラスで最多となる28度目の転倒を喫したことからバイクを乗り換えた6番グリッドのペドロ・アコスタは10位。19番グリッドのジャック・ミラーは13位。21番グリッドのアウグスト・フェルナンデェスは19位。

10番グリッドのファビオ・クアルタラロは10.756秒差の11位。15番グリッドのアレックス・リンスはショートカットによるロングラップペナルティが科せられた後にタイムペナルティが科せられて21位。

12番グリッドのヨハン・ザルコは19.469秒差の14位。9戦連続14度目のポイント圏内に進出すれば、16番グリッドのルカ・マリーニは16位。
20番グリッドの中上貴晶は23.960秒差の17位。フルエントリーライダーとしてのラストレースで完走すれば、13番グリッドのジョアン・ミルは11番手を走行中の6ラップ目に転倒。

チャンピオンシップ

ポイントリーダーのホルヘ・マルティンは16ポイントを加算。総合2位フランチェスコ・バグナイアは29ポイント差から10ポイント差まで挽回したが、ホルヘ・マルティンがタイトルを獲得。総合2位はフランチェスコ・バグナイア、総合3位はマルク・マルケス

オフィシャルテスト

11月19日にバルセロナ-カタルーニャ・サーキットで2025年シーズンに向けた最初のオフィシャルテストを開催。

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