国際ロードレーシングチーム連盟は、12月5日にチャンピオンシップに参戦するチームの投票により選出され、グランプリコミッションが承認した2024年のベストグランプリを発表。スペイン東部を襲った洪水により、サーキット・リカルド・トルモで予定されていた最終戦バレンシアGPの代替として、バルセロナ-カタルーニャ・サーキットで開催した最終戦ソリダリティGPが選ばれた。
短時間の開催準備にも関わらず、観戦券は完売となり、週末にはオークションなど支援を目的とした様々な活動が実施され、決勝レースではプレミアクラスのチャンピオンが決定。正にシーズンのファイナルに相応しい週末となり、当地では1992年、2001年、2006年、2020年に続き、5度目の受賞となった。
ミケル・サンペル(州ビジネス労働大臣兼サーキット会長)
「最終戦ソリダリティGPは驚くべき団結力を証明しました。これはサーキット、ドルナスポーツ、そして参戦チームにとってロジスティクスと組織面での挑戦であり、そして最も重要なことは、被害を受けた全ての人々を支援するために集まったファンの素晴らしい反応でした。」
エルベ・ポンチャラル(国際ロードレーシングチーム連盟会長)
「我々はこのスポーツがバルセロナでどのように結束したのかを大変誇りに思います。バレンシアにとってソリダリティGPの印象的な影響は、我々全員の貢献によるものであり、このような短期間でイベントを開催するために信じられないほどの努力が、このレースをさらにユニークなものにしました。それだけでも、ベストグランプリの最有力候補ですが、他のあらゆる面でも、そのレベルに到達したイベントでした。」
「インディペンデントライダーが『MotoGP™』の時代で初めてタイトルを獲得したことで、スポーツの歴史が作られました。全ての観戦券が完売し、パドックはまるで数ヶ月前からイベントを準備していたかのように整備されていました。我々が言えるのは、このレースを実現してくれたバルセロナ-カタルーニャ・サーキットとそのスタッフ、協力してくれた全ての関係者、そして歴史が作られるのを目撃するために最終戦の観戦に来てくれたファン、そして、そうすることで困難な時期にあるバレンシアを支援する我々の共同的な取り組みに貴重な貢献をしてくれたファンに感謝するだけです。」
カルメロ・エスペレータ(ドルナスポーツ最高経営責任者)
「ソリダリティGPは、スポーツの近代史における最大の偉業の1つです。この偉業の実現に尽力してくれた全ての関係者に感謝し、バルセロナ-カタルーニャ・サーキットがこの賞を受賞したことを祝福します。これは、信じられないほどの光景、素晴らしい雰囲気、そして並外れたポジティブな影響を生み出すために、舞台裏で協力して取り組んできた証です。これが『MotoGP™』の『DNA』です。」
「観戦券が完売となったイベントを実現してくれたファンに感謝します。グランプリ開催を発表したとき、そうなるとは夢にも思いませんでしたが、観戦券の販売が始まってみると、我々が思っていた以上に特別なものになるだろうと実感しました。このスポーツに対する情熱、そしてバレンシアのためにレースをすることで、我々が一緒に達成した全てのことの大部分を占めてくれたことに感謝します。」
ベストグランプリ受賞リスト
1984: イギリスGP / シルバーストン
1985: 西ドイツGP / ホッケンハイム
1986: 西ドイツGP / ニュルブルクリンク
1987: ダッチTT / TT・サーキット・アッセン
1988: 日本GP / 鈴鹿サーキット
1989: イギリスGP / ドニントンパーク
1990: スペインGP / ヘレス・サーキット
1991: イギリスGP / ドニントンパーク
1992: ヨーロピアンGP / カタルーニャ・サーキット
1993: オーストラリアGP / イースタンクリーク
1994: オーストラリアGP / イースタンクリーク
1995: イタリアGP / アウトードロモ・ムジェロ
1996: イタリアGP / アウトードロモ・ムジェロ
1997: イタリアGP / アウトードロモ・ムジェロ
1998: オーストラリアGP / フィリップアイランド
1999: チェコGP / アウトモトドローム・ブルノ
2000: イタリアGP / アウトードロモ・ムジェロ
2001: カタルーニャGP / カタルーニャ・サーキット
2002: バレンシアGP / サーキット・リカルド・トルモ
2003: バレンシアGP / サーキット・リカルド・トルモ
2004: チェコGP / アウトモトドローム・ブルノ
2005: バレンシアGP / サーキット・リカルド・トルモ
2006: カタルーニャGP / カタルーニャ・サーキット
2007: チェコGP / アウトモトドローム・ブルノ
2008: スペインGP / ロサイル・インターナショナル・サーキット
2009: スペインGP / ヘレス・サーキット
2010: アラゴンGP / モーターランド・アラゴン
2011: イタリアGP / アウトードロモ・ムジェロ
2012: マレーシアGP / セパン・インターナショナル・サーキット
2013: アラゴンGP / モーターランド・アラゴン
2014: インディアナポリスGP / インディアナポリス
2015: アラゴンGP / モーターランド・アラゴン
2016: オーストリアGP / レッドブルリンク
2017: マレーシアGP / セパン・インターナショナル・サーキット
2018: タイGP / チャーン・インターナショナル・サーキット
2019: オーストリアGP / レッドブルリンク
2020: 全戦 / 全開催地
2021: バレンシアGP / サーキット・リカルド・トルモ
2022: フランスGP / ブガッティ・サーキット
2023: カタールGP / ルサイル・インターナショナル・サーキット