チャンピオンシップの商業権を所有するドルナスポーツは、12月9日に洪水被害に見舞われたバレンシアのために開催した最終戦ソリダリティGPの週末に実施した全ての活動を通じて収集した寄付金の総額が160万ユーロ(約2億5510万円)に到達し、当初最終戦の開催を予定していたサーキット・リカルド・トルモが位置するチェステ市と隣町であり、大きな被害を受けたチバ市、つまりグランプリ開催によって、毎年プラスの経済的な影響を受けるコミュニティの復興のために寄付したと発表した。
オークション
チームとライダー、チャンピオンシップのパートナーの協力を得て、開催地バルセロナ-カタルーニャ・サーキットのファンゾーンで週末に開催されたオークションと世界中のファンなら誰でもが参加できるオンラインによるオークションが開催され、約30万ヨーロを計上。
観戦券及びグッズ販売
バルセロナ-カタルーニャ・サーキットは完売した観戦券の収益、ドルナスポーツは特別に販売したTシャツなどの収益を寄付。
チームからの寄付
スペイン・バレンシアに本社を置く総合金融機関である『CaixaBank(カイシャ・バンク)』の協力をより、『MotoGP™ Fund(基金)』が設立され、チャンピオンシップに参戦するチームからは10万ユーロが寄付。バルセロナ商工会議所からは5万ユーロ、ドルナスポーツは100万ユーロが寄付された。
カルメロ・エスペレータ(ドルナスポーツ最高経営責任者)
「2つの町を訪問しました。『MotoGP™』はどこでレースをしても、いつレースをしても、プラスの影響を与え、コミュニティでの役割を重視しています。最終戦ソリダリティGPの期間中に『#RacingforValencia』に参加してくれた全て人たち、ショーを披露してくれたライダーやチーム、世界中やスタンドで観戦したファン、舞台裏で働いたサーキットスタッフ、パドックやパートナーの関係者に感謝します。」