プルタミナ・エンデューロ・ＶＲ４６・レーシング・チームは、１月２５日にタイトルスポンサー、プルタミナのヘッドクォーターがあるインドネシアの首都ジャカルタ市内の劇場で約６００人の招待客を前にチーム発表会を開催。起用２年目のファビオ・ディ・ジャンアントニオと新加入のフランコ・モルビデリがドゥカティから供給される２０２５年型と２０２４年型のカラーリングを披露した。
ファビオ・ディ・ジャンアントニオ
「インドネシアに来て、ここでチームの発表会をできることを嬉しく思う。この地域の人々は、僕たちのスポーツに大変情熱的。これほど多くの人が応援してくれるのを見るのは素晴らしい。インドネシアに多くのサポーターがいるのは素晴らしく、僕たちの新しいカラーリングも素晴らしい。今年は細かい部分で大きな進歩を遂げた。」
「肩の状態は、手術から順調に回復している。回復具合は８５%だと思うけど、冬の間に多くのトレーニングを積み、開幕戦には１００％の状態で臨めると思う。新しいチームメイトはフランキー！彼と一緒に仕事するのが待ちきれない。多くの優勝を挙げ、ワールドチャンピオンと総合２位を獲得した彼から多くのことを学ぶことができると思う。」
フランコ・モルビデリ
「ここインドネシアからチームをスタートさせ、発表会を行い、最初のトレーニングを行うことは素晴らしい。この地域はモータースポーツ、特にバイクにとって、ますます重要になっている。情熱に溢れ、ここの人々と連絡を取り合い、会話をするのは素晴らしい。新しいバイクにゼッケンナンバー『21』が張ってあるのを見るのも最高。色も素晴らしく、僕のゼッケンの後ろにある『46』も気に入っている。カラーリングは本当に美しい！」
「僕にとっては新しいチームだけど、全員を知っている。バレンティーノ・ロッシのチームで走ることは素晴らしい。彼はバイクレースをより良くしてくれた。素晴らしい雰囲気があり、これがチームの最も強いところの１つだと思う。もちろん、他にも沢山のことがあるので、シーズンを通じて発見しよう。２０２５年には昨年の結果を改善することを目指し、ドゥカティのおかげで、非常に良いパッケージを入手した。ファビオとは仲が良く、長くお互いを知っている。彼の走りはとても速く、チームのために素晴らしい結果をもたらすには一緒に働くことが重要になるだろう。」
アレッシオ・サルッチ（チームディレクター）
「ジャカルタでチーム発表会を開催するのは初めて。インドネシアでは『MotoGP™』と我々のチームに対して多くのサポートが寄せられています。２０２４年の素晴らしいサポートに対しても、プルタミナに感謝するためにも、ここに来たかったです。彼らが我々に与えてくれたおもてなしは、最初の瞬間からとても特別なものでした。」
「昨年は少し苦戦しましたが、今年は大きな期待を抱いています。なぜなら、非常に速いことが証明されたファビオ・ディ・ジャンアントニオと『MotoGP™』で総合２位、『Moto2™』でワールドチャンピオンを獲得したフランコ・モルビデリという、一新されたラインナップを起用するからです。今年の目標はトップ６を争うこと。スタートが待ちきれません。ドゥカティのファクトリーサポートチームとしての初年度なので、プレッシャーは大きくなりますが、うまく対処しなければなりません。そのことをとても嬉しく思います。新しいカラーリングは昨年のものと似ていますが、幾つか特別なディテールが施されています。バレンティーノ・ロッシの象徴的なシンボルが加わりました。」
パブロ・ニエト（チームマネージャー）
「ジャカルタでのチーム発表会は最高です！素晴らしい歓迎を受け、ここに来るたびに、ホームのような気分になります。今年はドゥカティとの関係が一歩前進しました。我々にとって、ファクトリーサポートチームであることは非常に重要であり、それはプレッシャーが増すことを意味し、グリッド上で最高のバイクを走らせることで、より良い結果を獲得することができます。目標は向上し続けることであり、２人のライダーと一緒に毎週末に表彰台を獲得できると確信しています。ファビオ・ディ・ジャンアントニオは、ほぼ全てレースでトップ３に進出するチャンスがあり、フランコ・モルビデリはすでにバイクを熟知していることから、多くのチャンスがあるでしょう。ただし、チームとしては地に足をつけていかなければなりません。」
チャンピオンシップのレジェンド、バレンティーノ・ロッシが所有するインディペンデントチームは、２月５日から７日にマレーシアのペトロナス・セパン・インターナショナル・サーキットで開催される今年最初のオフィシャルテストに参加。ドゥカティのファクトリーサポートチームとして本格的な活動を開始する。