プレミアクラスは、第20戦マレーシアGP(10月24日から26日)の開催地ペトロナス・セパン・インターナショナル・サーキットで1月31日から3日間のシェイクダウンテストを実施。ファクトリーに所属するテストライダー、プレミアクラスに初参戦するルーキーライダー、コンセッションのランク『D』に位置するメーカーのバイクを使用するレギュラーライダーの参加が許可される。
シェイクダウンテストとは?
2月5日から3日間、当地で開催される今年最初のオフィシャルテストを前に実施されるシェイクダウンテストは、昨年11月の最終戦ソリダリティGP後にバルセロナ-カタルーニャ・サーキットで開催された2025年シーズン最初のオフィシャルテストで収集したデータとライダーたちからのフィードバックを参考に、冬の間に開発を進めたプロトタイプマシンをトラックで試す、まさに新車をシェイクダウンさせる機会となり、テスト日数が制限されているレギュラーライダーたちがテストプログラムをよりスムーズに進行させるために、テストライダーたちが起動を確認しながら、開発プログラムを実行させる。
さらに、プレミアクラスに初参戦するルーキーたちにプロトタイプマシンに適応の時間を提供。成績を基に評価された優遇措置の規則により、ランク『D』に位置するメーカーにテストの機会を与える。
エントリーリスト
テストライダーのミケーレ・ピロ(ドゥカティ)、ダニエル・ペドロサとポル・エスパルガロ(KTM)、ロレンソォ・サバドーリ(アプリリア)、アンドレア・ドビツィオーソとアウグスト・フェルナンデェス(ヤマハ)、アレイシ・エスパルガロと中上貴晶(ホンダ)が参加予定。
コンセッションのランク『D』に位置するホンダのファクトリーチームは、2月1日に隣国インドネシアの首都ジャカルタでチーム発表会を開催することから、ジョアン・ミルとルカ・マリーニは不参加だが、テストプログラムを継続する目的で、優遇措置を利用して11月26日と27日に2人のファクトリーライダーとヨハン・ザルコ、アレイシ・エスパルガロがヘレス・サーキット-アンヘル・ニエト、12月18日と19日に中上貴晶とステファン・ブラドルがペトロナス・セパン・インターナショナル・サーキット、1月17日と18日に中上貴晶とアレイシ・エスパルガロがチャーン・インターナショナル・サーキットでプライベートテストを実施。
ランク『D』のヤマハは、ファクトリーチームのモンスターエナジー・ヤマハに所属するファビオ・クアルタラロとアレックス・リンス、セカンドファクトリーチームのプリマ・プラマック・ヤマハに所属するミゲール・オリベイラとジャック・ミラーが1月31日にマレーシアの首都クアラルンプールで開催するチーム発表会後にテスト参加を予定。昨年12月に契約を締結したアウグスト・フェルナンデェスがテストデビューする。
中量級から昇格する3人の新人、小椋藍、フェルミン・アルデグエ、ソムキアット・チャントラも参加。テストデビューとなった11月のオフィシャルテストで始めた適応プログラムを再開させる。
タイムスケジュール
セッションは3日間とも現地時間の10時00分から18時00分、日本時間の11時00分から19時00分。セッション終了後には15分間のスタート練習の時間が設定されている。