プレミアクラスは、1月31日にペトロナス・セパン・インターナショナル・サーキットで3日間のシェイクダウンテストを開始。気温が32度まで上昇したドライコンディションの中、14時前に雨が降ったが、5メーカーに所属する6人のテストライダーとクラス初参戦を計画する2人のルーキーライダーがテストプログラムをスタートさせた。
テストライダー
ドゥカティのミケーレ・ピロ、KTMのダニエル・ペドロサとポル・エスパルガロ、アプリリアのロレンソォ・サバドーリ、ヤマハのアンドレア・ドビツィオーソ、ホンダの中上貴晶が冬の間に開発を進め、2月5日からのオフィシャルテストでレギュラーライダーたちが試乗する新車のシェイクダウンやアップデートされたプロトタイプマシンの検証を開始。
昨年カル・クラッチローの負傷代役として招集されたアンドレア・ドビツィオーソは、今回のシェイクダウンにも参加し、準備された3台のバイクを試乗。昨年12月にテストライダーとして起用することが発表されたアウグスト・フェルナンデェスはガレージとコースサイドでテストを視察すれば、ファビオ・クアルタラロとアレックス・リンス、ジャック・ミラーとミゲール・オリベイラは2日目からの参加を予定。
昨年12月にアプリリアと契約を2026年末まで延長したロレンソォ・サバドーリは、オフィシャルテストで使用する全車両のシェイクダウンに取り組んだ後、燃料消費のパラメータを計算するテストにも着手。
ルーキーライダー
初日はトラックハウス・レーシングの小椋藍とグレシーニ・レーシングのフェルミン・アルデグエが参加。55ラップと48ラップを周回すれば、ソムキアット・チャントラは2日目からの参加を予定。
非公式リザルト1日目
1. ポル・エスパルガロ: 1分59秒691
2. 小椋藍: 1分59秒862
3. 中上貴晶: 1分59秒888
4. ダニエル・ペドロサ: 1分59秒926
5. フェルミン・アルデグエ: 2分00秒053
6. アンドレア・ドビツィオーソ: 2分00秒881
7. ミケーレ・ピロ: 2分01秒383
8. ロレンソォ・サバドーリ: 2分03秒782
オールタイムラップレコード: 1分56秒337(2024)
ベストレースラップ: 1分58秒979(2023)
テストベストラップ: 1分56秒682(2024)