イタリア・エミリア=ロマーニャ州のリッチョーネに拠点を構えるSIC58・スクアドラ・コルシは、2月5日に開催初年度の2019年から参戦する『FIM Enel MotoE™ World Championship(MotoE™世界選手権)』の2025年体制を発表。
昨年12月に起用を発表した、イタリア選手権スーパースポーツ300に参戦経験がある21歳のイタリア人ライダー、トンマーゾ・オッキオのチームメイトに同選手権スーパースポーツに参戦していた22歳のイタリア人ライダー、ラファエレ・フスコを指名した。
エントリーリスト
1月15日にエントリーリストが発表され、開催7年目も9チームから17人の名前が掲載され、今回の発表でラファエレ・フスコが加わり、全18人の枠が決定。
継続参戦は、2024年王者エクトル・ガルソを筆頭に総合2位マッティア・カサデイ、総合3位オスカル・グティエレス、総合4位ケビン・ザンノーニ、総合5位アレッサンドロ・ザッコーネ、総合6位ジョルディ・トーレス、総合7位ニコラス・スピネッリ、総合8位マッテオ・フェラーリ、総合9位アンドレア・マントヴァーニ、総合10位エリック・グラナド、総合14位アレッシオ・フィネッロ、総合16位マリア・エレーラの12人。
マッティア・カサデイ、マッテオ・フェラーリ、エリック・グラナド、マリア・エレーラの4人は開催初年度から7年連続の参戦。
新規参戦は、中量級に8年間参戦経験があり、2023年にスーパーバイク世界選手権、2022年と2024年にスーパースポーツ世界選手権に参戦したロレンソォ・バルダッサーリをはじめ、スーパースポーツ300世界選手権、スーパースポーツ世界選手権、スーパーバイク世界選手権に参戦した経験があり、昨年のイタリア選手権スーパーバイククラスで総合4位に進出したルカ・ベルナルディ、イタリア選手権出身のトンマーゾ・オッキオとラファエレ・フスコ。
ノーザン・タレント・カップに参戦経験があり、昨年のスペイン選手権スーパーストック600で総合3位に進出し、来月2月に出走最低年齢18歳の誕生日を迎えるハンガリー人ライダー、ティボル・エリック・ヴァルガとノーザン・タレント・カップとヨーロピアン・タレント・カップに参戦経験があり、昨年はMoto2™欧州選手権に参戦したイタリア国籍を所有する19歳のルーマニア人ライダー、ヤコポ・ホシュークが世界舞台に初進出。
イタリア・モンテラッバーテに拠点を構え、50年以上の歴史を誇るスナイパーズ・チームがテック3に替わって初参戦する。
エントリーリスト
開催日程
開催7年目は『MotoGP™』の併催として欧州の7ヶ国で全7戦が計画され、各1戦で2レース、計14レースを実施。開幕戦はフランス大会。ルマンのブガッティ・サーキットが2023年以来2度目のオープニングラウンドに指名され、ハンガリーのバラトンパーク・サーキットが第4戦として初開催を計画。
オフィシャルテスト
シーズン開幕の1ヶ月前に第5戦カタルーニャ大会の開催地バルセロナ-カタルーニャ・サーキットで4月11日から3日間のオフィシャルテストを実施。開幕戦フランス大会の前日となる5月8日にはテストセッションが計画されている。