アプリリア・レーシングのホルヘ・マルティンは、第2戦アルゼンチンGP開催前日のプレスカンファレンスにリモートで出席した際に、トレーニングアクシデントが原因で骨折した左手の回復具合を説明。2週間後にサーキット・オブ・ジ・アメリカズで開催される第3戦アメリカズGPを欠場すると発表した。
「記者会見に出席できることが本当に嬉しい。ペッコ、マルク、アレックス、こんにちは!」
「今は本当に苦しんでいる。今は(復帰の)タイミングではない。望むほど早く回復することに苦しんでいる。ここで言えることは、オースティンには行かないということ。行きたいけど、レースに出られないということ。カタールがどうなるか分からない。まだ分からないし、まだ確かに早い。」
「レースに復帰する前に何らかのテストがしたい。体調はあまり良くない。マッシモ・リボラがテストの実施に向けて取り組んでいるから、可能かどうか見てみよう。」
「自宅からレースを観戦するのは辛いけど、今週末はしっかり観るつもり。アプリリアを応援しよう。もう少し改善して、表彰台に近づけることを願う。確かにトラックにいないのは少し退屈だけど、彼らが今週末に素晴らしいレースを披露してくれることを期待する。きっとレースを楽しめると思う。」
27歳のスペイン人ライダー、ホルヘ・マルティンは、ペトロナス・セパン・インターナショナル・サーキットで開催された今年最初のオフィシャルテスト初日にハイサイドから転倒したことで右手と左足を骨折。右手の手術を受けたことから今年2度目のオフィシャルテストを欠場した後、回復具合を確認する目的で、タイに向けて出発する前日にバイクを使用したトレーニング中に左手を骨折したことから開幕戦だけでなく、第2戦アルゼンチンGPを欠場。
アプリリア・レーシングは、ホルヘ・マルティンの負傷代役として、テストライダーのロレンソォ・サバドーリを開幕戦に続き継続起用する。