第3戦アメリカズGPのフリープラクティス1は、3月14日現地時間10時45分からアウトドロモ・テルマス・デ・リオ・オンドで行われ、22名全員がフロントにソフト、リアにミディアムのタイヤを装着し、週末最初のセッションをスタート。
複数のライダーたちが1コーナーでコースアウトを喫した中、当地初開催の2014年、2016年、2019年にポールポジションから優勝を挙げたマルク・マルケスは同じタイヤを履き続けて2度のランで17ラップを周回し、13ラップ目に2015年に記録されたベストレースラップ(1分39秒019)を上回る1分38秒937のトップタイムをマーク。ポールポジションからティソ・スプリントと決勝レースで優勝を挙げた2週間前の開幕戦タイGPに続き、2戦連続の1番手発進を決めた。
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— MotoGP™🏁 (@MotoGP) March 14, 2025
フランチェスコ・バグナイア16番手
気温18度、路面温度21度のドライコンディションの中、シーズンの緒戦で連続2位を獲得したアレックス・マルケスは、2度のランで17ラップを周回して0.271秒差の3番手。
中量級のタイトルを獲得した2017年に当地で優勝を挙げたフランコ・モルビデリは、3度のランで20ラップを周回して0.471秒差の4番手。ファビオ・ディ・ジャンアントニオは1.148秒差の14番手。
前戦で連続3位を獲得したフランチェスコ・バグナイアは、3度のランで16ラップを周回して1.351秒差の16番手。フェルミン・アルデグエルは1.658秒差の17番手。
ホンダ勢好発進
中量級時代に2連覇を達成した2015年と2016年に当地で連続優勝を挙げたヨハン・ザルコは、3度のランで19ラップを周回して0.026秒差の2番手。ルカ・マリーニは16ラップを周回して0.646秒差の6番手。ジョアン・ミルは20ラップを周回して0.957秒差の9番手。ホンダ3台がトップ10以内に進出すれば、ソムキアット・チャントラは17ラップを周回して1.845秒差の19番手。
マルコ・ベツェッキ5番手
軽量級に参戦していた2018年にキャリア初優勝を挙げ、最後に当地で開催された2023年にプレミアクラス初優勝を挙げたマルコ・ベツェッキは、2度のランで21ラップを周回して0.645秒差の5番手。2戦連続の5番手発進。
小椋藍15番手
プレミアクラスのデビュー戦で5番グリッドから4位と5位を獲得した小椋藍は、3年前の2022年に中量級で初表彰台を獲得した当地に戻って来ると、3度のランで19ラップを周回してトップタイムから1.225秒差、マルコ・ベツェッキから0.580秒差の15番手。
ラウール・フェルナンデェスは1.949秒差の20番手。ホルヘ・マルティンの負傷代役として招集されたテストライダーのロレンソォ・サバドーリは初めて走行するトラックに適応する作業から始めて22番手。
ヤマハ勢の最高位はジャック・ミラー
古巣からの復帰戦でヤマハ勢の最高位に進出したジャック・ミラーは、3度目のランでフロント、リアともに新品タイヤに履き替え、最終ラップの18ラップ目に0.702秒差の7番手に進出。
ヤマハ勢で唯一ポイントを稼げなかったアレックス・リンスは、19ラップを周回して1.042秒差の12番手。ファビオ・クアルタラロは最多22ラップを周回して1.072秒差の13番手。ミゲール・オリベイラは1.835秒差の18番手。
2017年に当地で優勝を挙げたマーベリック・ビニャーレスは、3度のランで20ラップを周回して0.952秒差の8番手。2戦連続してKTM勢の1番手発進となれば、ペドロ・アコスタは20ラップを周回して0.991秒差の10番手。ブラッド・ビンダーは21ラップを周回して1.018秒差の11番手。新天地からのデビューレースでKTM勢の最高位に進出したエネア・バスティアニーニは2.098秒差の21番手だった。
プラクティス
3月15日の公式予選1と公式予選2の振分けを決定するプラクティスは、現地時間15時00分(日本時間03時00分)開始。
RESULTS