アンヘル・ピケラスが最終ラップに逆転優勝

開幕戦勝者ホセ・アントニオ・ルエダが2戦連続の表彰台、日本勢の古里太陽と山中琉聖がシングルフィニッシュ

第2戦アルゼンチンGP決勝レース(周回数18ラップ)は、3月16日現地時間12時00分からアウトドロモ・テルマス・デ・リオ・オンドで行われ、2番グリッドのアンヘル・ピケラスがフィニッシュラインまで繰り広げられた6人による優勝争いを制して今季初優勝。新天地からホンダ機からKTM機に乗り換えて2戦目に昨年9月の第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP以来の2勝目を挙げた。

2戦連続の表彰台獲得

気温23度、路面温度31度のドライコンディションの中、12番グリッドのアドリアン・フェルナンデェスは0.036秒差の2位。開幕戦タイGPから2戦連続の表彰台、自己最高位タイを獲得すれば、6番グリッドのホセ・アントニオ・ルエダは0.125秒差の3位。

日本勢トップ10入り

14番グリッドの古里太陽は、1ラップ目8番手に浮上してトップグループに位置して優勝争いを繰り広げて0.236秒差の4番手でフィニッシュしたが、最終ラップにトラックリミットを越えたことから、ポジションを1つ降格するペナルティが科せられて5位。

3番グリッドの山中琉聖はホールショットを決めてトップグループで走っていたが、中盤に引き離され、セカンドグループのトップとなる4.543秒差の9位でゴール。

自己最高位

ポールポジションのマッテオ・ベルテッレは、12ラップ目からトップグループをリードしたが最終ラップに逆転を許し、0.373秒差の4番手でチェッカーフラッグを受けたが、自己最高位の4位を獲得。4番グリッドのダビド・アルマンサは自己最高位の6位。21番グリッドのルカ・ルネッタは7位。

8番グリッドのジョエル・ケルソは、前戦の決勝レースで他車と接触したことからダブルロングラップペナルティが科せられ、2ラップ目に6番手から20番手、3ラップ目に18番手から4.838秒差の25番手まで後退したが、1.950秒差の8位まで挽回。15番グリッドのステファノ・ネパは10位。

5番グリッドのアルバロ・カルペは、6番手走行中の最終ラップ1コーナーで転倒。公式予選1で7番手だったダビド・ムニョスは、前戦の決勝レースで黄旗提示中に他車と接触したことからピットレーンからスタートするペナルティが科せられ最後尾を走っていたがリタイア。

チャンピオンシップ

シーズンの緒戦で優勝を挙げたポイントリーダーのホセ・アントニオ・ルエダは16ポイントを加算。総合3位アドリアン・フェルナンデェスは5ポイント差の総合2位、総合12位アンヘル・ピケラスは12ポイント差の総合3位に浮上。総合2位アルバロ・カルペは22ポイント差の総合5位に後退。

前戦で転倒リタイアした古里太陽山中琉聖は今季初ポイントを稼ぎ、総合10位と総合14位に進出。

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