第3戦アメリカズGPのプラクティスは、3月28日現地時間13時15分からサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われ、2週間前の第2戦アルゼンチンGPで開幕戦タイGPから2戦連続のポールポジションから4位を獲得した総合4位マッテオ・ベルテッレが週末最初のセッション、フリープラクティス1で3番手発進した後、11ラップを周回して今季6度目のトップタイムをマークした。
気温19度、路面温度24度のウェットコンディションの中、今週末からフルエントリーライダーとして参戦を開始するマキシモ・キレスは、最初のセッションで12番手だった後、最多15ラップを周回して0.477秒差の2番手。総合17位スコット・オグデンは、12ラップを周回して0.665秒差の3番手。
総合7位ダビド・アルマンサは12コーナーで今季3度目の転倒を喫したが午前の4番手を維持。ダビド・ムニョスは5番手。
ポイントリーダー6番手
開幕戦から2戦連続表彰台を獲得したポイントリーダーのホセ・アントニオ・ルエダは、午前のセッションで2番手だった後、8ラップ目の20コーナーで今季初転倒を喫して0.985秒差の6番手。開幕戦から2戦連続表彰台を獲得した総合2位アドリアン・フェルナンデェスは技術的問題が発生して7番手。新人勢の最高位となる総合5位に進出するアルバロ・カルペは8番手。総合11位リッカルド・ロッシは9番手。
前戦で今季初優勝を挙げた総合3位アンヘル・ピケラスは午前に1コーナーで今季3度目の転倒を喫したが、昨年11月の最終戦ソリダリティGPのフリープラクティス以来今季初めて1番時計、1番手発進を決め、午後は11ラップ目の11コーナーで週末2度目の転倒を喫して1.232秒差の10番手に後退。
前戦で5位に進出した総合10位古里太陽は午前18番手、午後14ラップを周回して1.802秒差の14番手。公式予選2への直接進出を確保すれば、前戦で9位に進出した総合14位山中琉聖は午前15番手、午後13ラップを周回して1.872秒差の15番手。0.070秒差で公式予選2への直接進出を逃した。
出走最低年齢
カテゴリーの最低年齢は18歳。ただし、ジュニアGP™世界選手権およびレッドブル・ルーキーズ・カップで総合3位以内を獲得すれば、17歳からの出走が許可されることから、昨年のジュニアGP™世界選手権で総合3位に進出したマキシモ・キレスは3月19日に17歳の誕生日を迎え、今週末から参戦。
昨年両方のチャンピオンシップでタイトルを獲得したアルバロ・カルペは昨年6月、ジュニアGP™世界選手権で総合2位を獲得したグイド・ピニは今年1月、レッドブル・ルーキーズ・カップで総合3位を獲得したバレンティン・ペローネは昨年12月に17歳の誕生日を迎えていたことから、フルエントリーライダーとして開幕戦タイGPから参戦。
負傷から復帰
冬の間にトレーニングアクシデントが原因で首を痛めたことから開幕から2戦に欠場したヤコブ・ルールストーンは開催前日にメディカルチェックを受け、出走の許可を得たことから参戦を開始すれば、前戦の決勝レースで左足首を負傷したバレンティン・ペローネも医師団から出走の許可を取得。
前戦の決勝レースで右手首を骨折したマルコス・ウリアルテは欠場。代役にはマキシモ・キレスの代役を務めていたヤコブ・ローゼンターラーが指名され、2月18日から20日にヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトで開催されたオフィシャルテストで負傷したノア・デットワイラーの代役として開幕戦から起用されたアドリアン・クルセスは3戦連続の代役参戦。
公式予選
決勝レースのグリッドを決定する公式予選1は3月29日12時50分(日本時間3月30日02時50分)、公式予選2は13時15分(03時45分)開始。
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