第3戦アメリカズGPのプラクティスは、3月29日現地時間15時00分からサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われ、週末最初のセッション、フリープラクティス1で今季初転倒を喫して3番手だったマルク・マルケスが17ラップを周回して今季8度目のトップタイムをマークした。
トップ5独占
気温21度、路面温度24度。トラックコンディションがウェットからドライへの変わっていく中、フリープラクティス1で16番手だったファビオ・ディ・ジャンアントニオは、最多21ラップを周回して0.736秒差の2番手にジャンプアップ。
午前のセッション、フリープラクティス1で1番手に進出したフランコ・モルビデリは、最多21ラップを周回して0.837秒差の3番手。ポジションを維持すれば、フリープラクティス1で7番手のアレックス・マルケスは0.882秒差の4番手。
フリープラクティス1で13番手だったフェルミン・アルデグエルは単独走行で0.973秒差の5番手に入り、3戦目で初めて公式予選2の進出を確保。ドゥカティ勢がトップ5を独占、2024年型3台がトップ5に進出すれば、フリープラクティス1で6番手のフランチェスコ・バグナイアは1.530秒差の10番手。
ドゥカティ勢対抗1番手はジャック・ミラー
ウェットコンディションのフリープラクティス1で2番手に進出したジャック・ミラーは、20ラップを周回して1.024秒差の6番手。ドライコンディションの中で、トップ5を独占したドゥカティ勢に続き、ヤマハ勢の1番手に進出すれば、フリープラクティス1で14番手だったファビオ・クアルタラロは1.650秒差の11番手。0.120秒差で公式予選2への直接進出を逃し、フリープラクティス1で18番手のアレックス・リンスは17番手。フリープラクティス1で10番手のアウグスト・フェルナンデェスは19番手。
KTM2台がトップ10入り
フリープラクティス1で5番手に進出したペドロ・アコスタは、19ラップを周回して1.170秒差の7番手。フリープラクティス1で8番手のマーベリック・ビニャーレスは1.332秒差の8番手を維持。1年前にダブルウィンを達成したトラックで今季初めて公式予選2に進出し、KTM2台が公式予選2を決めれば、フリープラクティス1で9番手のブラッド・ビンダーは12番手。フリープラクティス1で15番手のエネア・バスティアニーニは18番手。
ホンダ3戦連続の公式予選2直接進出
フリープラクティス1で11番手だったジョアン・ミルは、17ラップを周回して1.413秒差の9番手。他車を追走し公式予選2に2戦ぶり2度目の直接進出、3戦連続の進出を確保すれば、フリープラクティス1で12番手のルカ・マリーニは最初のウェットタイヤからスリックタイヤに履き替えて15番手。
フリープラクティス1で4番手に進出したヨハン・ザルコは、16ラップ目の15コーナーで今季2度目の転倒を喫して3.052秒差の20番手に大きく後退。3戦連続の直接進出を逃し、フリープラクティス1で20番手のソムキアット・チャントラは21番手。
Oh no @JohannZarco1! A late crash that cost him dearly 😱#AmericasGP 🇺🇸 pic.twitter.com/CbJ1pLvdjj
— MotoGP™🏁 (@MotoGP) March 28, 2025
アプリリア今季初めて直線進出逃す
フリープラクティス1でオイルの温度が適切でなかったことから出遅れたアプリリア勢は、フリープラクティス1で19番手だったマルコ・ベツェッキが最多21ラップを周回して1.841秒差の13番手。今季初めて公式予選2への直接進出を逃し、フリープラクティス1で22番手だった小椋藍は、20ラップを周回して2.002秒差の14番手。フリープラクティス1で17番手のラウール・フェルナンデェスは16番手。フリープラクティス1で21番手のロレンソォ・サバドーリは22番手だった。
公式予選&ティソ・スプリント
3月29日の公式予選1と公式予選2は現地時間10時50分(日本時間24時50分)、10ラップのティソ・スプリントは15時00分(05時00分)開始。
RESULTS