『FIM MotoGP™ Stewards Panel(スチュワードパネル)』は、公式予選2でジョアン・ミルが転倒したことで黄旗が提示されたセクター3と4を通過したファビオ・ディ・ジャンアントニオに対して、自動的にキャンセルされたラップタイムを有効にした。
通常、黄旗が提示された区間を通過したライダーに対して、自動的にラップはキャンセルされ、ファビオ・ディ・ジャンアントニオに対しても、ラップがキャンセルされた。
ただし、走行中のライダーが黄旗を見て反応して減速することが不可能と判断した場合は、自動的にキャンセルされたラップは復活。
ジョアン・ミルの転倒後、マーシャルポストは素早く反応して黄旗を提示。転倒したジョアン・ミルの後ろを走っていたファビオ・ディ・ジャンアントニオは、黄旗が提示されると同時にマーシャルポスト前を通過しており、スチュワードパネルは黄旗を見て減速する時間がなかったと判断した。