『FIM MotoE™ World Championship(MotoE™世界選手権)』は、2025年シーズンに向けて、4月11日から13日に第5戦カタルーニャ大会の舞台となるバルセロナ-カタルーニャ・サーキットでテストを実施。ドゥカティ・コルセが開発するエレクトリックバイク『V21L』を試乗する。
テストセッション
1日目は20分間のセッションを4回。2日目と3日目は20分間のセッションを3回実施した後、予選とレースのシミュレーションが予定されている。
エントリーリスト
開催7年目も初年度から引き続き、9チームから18人がフルエントリーライダーとして参戦を計画。イタリア・モンテラッバーテに拠点を構え、50年以上の歴史を誇るスナイパーズ・チームがテック3に替わって初参戦。
継続組は、2024年王者エクトル・ガルソを筆頭に総合2位マッティア・カサデイ、総合3位オスカル・グティエレス、総合4位ケビン・ザンノーニ、総合5位アレッサンドロ・ザッコーネ、総合6位ジョルディ・トーレス、総合7位ニコラス・スピネッリ、総合8位マッテオ・フェラーリ、総合9位アンドレア・マントヴァーニ、総合10位エリック・グラナド、総合14位アレッシオ・フィネッロ、総合16位マリア・エレーラの12人。
2019年王者マッティア・カサデイ、2023年王者マッテオ・フェラーリ、エリック・グラナド、マリア・エレーラの4人は開催初年度から7年連続の参戦。
新規参戦は、中量級に8年間参戦経験があり、2023年にスーパーバイク世界選手権、2022年と2024年にスーパースポーツ世界選手権に参戦したロレンソォ・バルダッサーリをはじめ、スーパースポーツ300世界選手権、スーパースポーツ世界選手権、スーパーバイク世界選手権に参戦した経験があり、昨年のイタリア選手権スーパーバイククラスで総合4位に進出したルカ・ベルナルディ、イタリア選手権出身のトンマーゾ・オッキオとラファエレ・フスコ。
ノーザン・タレント・カップに参戦経験があり、昨年のスペイン選手権スーパーストック600で総合3位に進出したハンガリー人ライダー、ティボル・エリック・ヴァルガとノーザン・タレント・カップとヨーロピアン・タレント・カップに参戦経験があり、昨年はMoto2™欧州選手権に参戦したイタリア国籍を所有する19歳のルーマニア人ライダー、ヤコポ・ホシュークが初参戦。
『Women’s Circuit Racing World Championship(女子世界選手権)』にも参戦するマリア・エレーラは、開幕戦と日程が重なるため、今回のテストを欠場。
開催日程
『MotoGP™』の併催として欧州の7ヶ国で全7戦を開催。1戦ごとに2レース、計14レースが行われ、開幕戦はフランス。ルマンのブガッティ・サーキットが2023年以来2度目のオープニングラウンドに指名され、ハンガリーのバラトンパーク・サーキットが第4戦として初開催を予定。最終戦はポルトガル。