第6戦フランスGPのフリープラクティス1は、5月9日現地時間10時55分からルマンのブガッティ・サーキットで行われ、2週間前の第5戦スペインGPで2番グリッドからティソ・スプリントで優勝、決勝レースで転倒後に12位まで挽回した総合2位マルク・マルケスが最多22ラップを周回。今季18度目のトップタイムをマークし、2戦ぶり4度目の週末1番手発進を決めた。
Job very much done by @marcmarquez93 in this FP1 🔝#FrenchGP 🇫🇷 pic.twitter.com/bUY2J9z8g9
— MotoGP™🏁 (@MotoGP) May 9, 2025
気温14度、路面温度18度のドライコンディションの中、ポイントリーダーのアレックス・マルケスは21ラップを周回して0.620秒差の3番手。総合3位フランチェスコ・バグナイアは20ラップを周回して0.633秒差の4番手。
総合4位フランコ・モルビデリは12ラップ目の8コーナーで今季4度目の転倒を喫したが、16ラップを周回して7番手。総合14位フェルミン・アルデグエは9番手。総合5位ファビオ・ディ・ジャンアントニオは13番手。
ブラッド・ビンダー2番手発進
総合11位ブラッド・ビンダーは20ラップを周回。3度目のランの際にフロント、リアともに新品タイヤに履き替えて0.576秒差の2番手に進出し、今季のベストスタートとなれば、総合15位マーベリック・ビニャーレスは0.873秒差の10番手。
オフィシャルテスト後に右前腕を手術した総合10位ペドロ・アコスタは18ラップを周回。回復具合を確認して11番手に位置すれば、総合13位エネア・バスティアニーニは18番手。
小椋藍5番手
総合8位小椋藍は19ラップを周回。3度目のランに際にフロントタイヤを維持したが、リアに新品タイヤを入れて0.640秒差の5番手に進出し、5番グリッドから4位と5位を獲得した開幕戦タイGPの6番手を上回り、総合9位マルコ・ベツェッキは最多22ラップを周回して16番手。
総合19位ラウール・フェルナンデェスは2ラップ目の10コーナーで今季4度目の転倒を喫して20番手。ホルヘ・マルティンの負傷代役として招集されたアプリリアのテストライダー、ロレンソォ・サバドーリはテストプログラムに取り組んで14ラップを周回し22番手。
A disaster start to the weekend for @25RaulFernandez 😔#FrenchGP 🇫🇷 pic.twitter.com/6HBUVulAyl
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ファビオ・クアルタラロ6番手
総合6位ファビオ・クアルタラロは20ラップを周回して0.678秒差の6番手。総合16位ジャック・ミラーは12番手。総合17位アレックス・リンスは16ラップ目の3コーナーで今季3度目の転倒を喫して17番手。第2戦アルゼンチンGPで左肩を負傷した総合21位ミゲール・オリベイラは1回復具合を確認しながら18ラップを周回して21番手。
ヨハン・ザルコ8番手
総合7位ヨハン・ザルコは20ラップを周回。3度目のランの際にフロント、リア共に新品タイヤを履いて0.804秒差の8番手に進出し、総合18位ジョアン・ミルは14番手。総合12位ルカ・マリーニは15番手。ワイルドカード参戦するホンダの開発ライダー中上貴晶は、ダブルチェックを目的に前戦でアレイシ・エスパルガロが使用したホンダ機に乗り込んで20ラップを周回し1.672秒差の19番手だった。
プラクティス
5月10日の公式予選1と公式予選2の振分けを決定するプラクティスは、現地時間15時00分(日本時間22時00分)スタート。
RESULTS