第7戦イギリスGPのプラクティスは、5月23日現地時間14時15分からシルバーストン・サーキットで行われ、2週間前の第6戦フランスGP決勝レースで4位を獲得した総合6位アルバロ・カルペが週末最初のセッション、フリープラクティス1で7番手だった後、14ラップを周回して11ラップ目に1年前の2024年にイバン・オルトラが公式予選2で樹立したオールタイムラップレコード(2分09秒270)を0.166秒更新する2分09秒104の1番時計を記録。初めて走行した当地で開幕戦タイGPの公式予選1以来今季2度目の1番手に進出した。
A huge statement from Carpe, who leads the way into Saturday in #Moto3 💥#BritishGP 🇬🇧 pic.twitter.com/Ma2l2ZURKV
— MotoGP™🏁 (@MotoGP) May 23, 2025
気温18度、路面温度42度のドライコンディションの中、総合10位ダビド・アルマンサは午前のセッションで2番手に進出した後、単独走行で14ラップを周回して0.240秒差の2番手を維持。地元出身の総合17位スコット・オグデンは今季のベストセッションとなる0.401秒差の3番手。
前戦で2戦連続3度目の表彰台を獲得した総合3位ジョエル・ケルソは12ラップ目に技術的問題が発生して4番手。総合8位ルカ・ルネッタは5番手。
前戦で4勝目を挙げたポイントリーダーのホセ・アントニオ・ルエダは、フリープラクティス1で 今季7度目の1番時計を刻んで第5戦スペインGPに続く今季2度目の1番手発進を決めた後、14ラップを周回して0.644秒差の6番手。前戦で今季初表彰台を獲得した総合13位ダビド・ムニョスは7番手。総合18位ヤコブ・ルールストーンは8番手。
総合9位山中琉聖は前戦の決勝レースで転倒した後、サポートに駆けつけたトラックオフィシャルに対する行為により、フリープラクティス1の出走がキャンセルされるペナルティが科せられたが、14ラップを周回して0.822秒差の9番手。公式予選2への直接進出を確保すれば、総合22位ニコラ・カラーロは10番手。
総合2位アンヘル・ピケラスは0.954秒差の11番手。総合5位古里太陽は午前のセッションで12ラップを周回して22番手。午後は13ラップを周回して1.869秒差の21番手。
第5戦スペインGPで追突転倒した際に右手首を骨折した総合23位ルケ・モードレーは17番手。第2戦アルゼンチンGPで右手首を骨折した総合25位マルコス・ウリアルテの代役に抜擢された『英国選手権』スーパーバイククラスに参戦する地元出身のマックス・クックは6.414秒差の26番手。
総合4位アドリアン・フェルナンデェス欠場
第4戦カタールGPの週末から腕上がりの症状が左脚のふくろはぎに発生したことから、筋区画症候群の問題を解消するために手術を受けたことから欠場。レオパード・レーシングは『ジュニアGP™世界選手権』に復帰したジョエル・エステバンを代役として招集。今季5度目の代役参戦となり、キャリアで初めてホンダ機に乗って20番手だった。
公式予選
決勝レースのグリッドを決定する公式予選1は5月24日13時50分(日本時間21時50分)、公式予選2は14時15分(22時15分)開始。
RESULTS