第7戦イギリスGPの公式予選は、5月24日現地時間11時55分からシルバーストン・サーキットで行われ、プラクティスで2番手に進出したファビオ・クアルタラロがフリープラクティス2で今季5度目の1番時計を刻んだ後、初日午後に記録されたオールタイムラップレコード(1分57秒295)を0.062秒更新する1分57秒233のトップタイムをマーク。
ヨーロッパラウンドの緒戦となった第5戦スペインGPから3戦連続、プレミアクラスで19度目、キャリア通算22度目のポールポジションを奪取。3戦連続は2021年の第3戦ポルトガルGPから第7戦カタルーニャGPまで5戦連続を達成して以来5年ぶり。
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— MotoGP™🏁 (@MotoGP) May 24, 2025
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気温17度、路面温度が23度のドライコンディションの中、初日午後のプラクティスで1番手に進出したアレックス・マルケスは、フリープラクティス2の4ラップ目15コーナーで今季7度目の転倒を喫したが、0.309秒差の2番手。2戦連続6度目の1列目を獲得すれば、プラクティス7番手のフランチェスコ・バグナイアは0.589秒差の3番手に入り、今季3度目の1列目を確保。
今季初めての2列目
プラクティスで4番手だったマルク・マルケスは0.681秒差の4番手。今季初めて1列目を逃したが、年間の予選最速者を決定する『BMW M Award』で総合1位を確保。プラクティス10番手のフェルミン・アルデグエは5番手に入り、2戦連続の2列目に進出。プラクティス6番手のファビオ・ディ・ジャンアントニオは7番手。
プラクティスで今季8度目の転倒が影響して15番手だったフランコ・モルビデリは、第2戦アルゼンチンGP以来今季2度目となった公式予選1を2番手で通過すると、公式予選2は10番手まで挽回。
2021年11月の最終戦バレンシアGP以来3台が揃って公式予選2に直接進出したヤマハは、プラクティスで3番手に進出したジャック・ミラーが0.872秒差の6番手。開幕戦タイGP以来2度目の2列目を獲得し、プラクティス9番手のアレックス・リンスは1.224秒差の12番手。
プラクティスで16番手だったルカ・マリーニは、開幕戦タイGPから7戦連続の公式予選1を1番手で通過し、第3戦アメリカズGP以来今季2度目となった公式予選2で0.902秒差の8番手。プラクティス8番手のヨハン・ザルコは7ラップ目の6コーナーで今季7度目の転倒を喫して0.907秒差の9番手。プラクティス5番手のマルコ・ベツェッキは1.110秒差の11番手。
公式予選1
プラクティスで12番手だったジョアン・ミルは0.113秒差の3番手。0.023秒差で公式予選2を逃せば、プラクティス11番手のペドロ・アコスタはフリープラクティス2の6ラップ目7コーナーで今季6度目の転倒した後、昨年11月の第19戦マレーシアGP以来今季初めての公式予選1は0.327秒差の4番手。
プラクティス13番手のミゲール・オリベイラは5番手。プラクティス19番手のラウール・フェルナンデェスは6番手。プラクティス14番手のマーベリック・ビニャーレスは技術問題が発生して8番手。プラクティス17番手のブラッド・ビンダーは9番手。プラクティス22番手のソムキアット・チャントラは6ラップ目の2コーナーで週末2度目、今季4度目の転倒を喫して12番手。
小椋藍欠場
初日午前のフリープラクティス1で今季6度目の転倒を喫した際に右膝を痛めたことから、午後のプラクティスをキャンセルした小椋藍は欠場。右脛骨上部骨折と靭帯損傷の疑いがあり、スペイン・バルセロナ市内の病院で精密検査を受けることになった。
ティソ・スプリント
5月24日のショートレース、ティソ・スプリント(周回数10ラップ)は現地時間16時00分(24時00分)スタート。
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