トラックハウス・レーシングは、第7戦イギリスGPの2日目、フリープラクティス2前に初日午前のフリープラクティス1で今季6度目の転倒を喫した小椋藍が欠場すると発表。
初日午後のプラクティスでコースに出たが、強打した右膝の状態が良くないことから、走行をキャンセル。検査の結果、右脛骨上部に骨折した可能性があると診断され、スペイン・バルセロナ市内の大学病院でさらに精密検査を受けることになった。
国際中継のインタビューに応えたチームプリンシパルのダビデ・ブリビオは「今日は状況が良くなるかどうか様子を見るつもりでしたが、彼が今朝起きると、怪我の状態は悪化していました。さらに検査を受けるためにメディカルセンターに戻ると、右膝の靭帯に何か問題があることが判明したことから、MRI(磁気共鳴画像)検査を受ける方が良いと判断しました。」
「彼はバルセロナに戻り、おそらく月曜日の朝にアンヘル・チャルテ医師を訪れ、さらなる検査を受けて、どうするかを決めることになりますが、今週末は参戦できません。」
「次戦のアラゴンについては、正直なところ、まだ早すぎるので何とも言えません。様子を見なければいけません。月曜日、火曜日にはさらに詳しいことが分かるでしょう。リザーブライダーはいません。彼は戻らなければいけません。昨日は気温、タイヤ、全てが少し寒すぎたのは残念です。この学習プロセスを中断しなければいけないのは残念ですが、彼が直ぐに戻ってくることを願っています」と説明。靭帯も損傷した可能性があることを明かした。