豪州出身セナ・アギウスが37戦目では初優勝

ブラジル人ディオゴ・モレイラとコロンビア人ダビド・アロンソが表彰台獲得、佐々木歩夢と國井勇輝は17位と20位

第7戦イギリスGP決勝レース(周回数17ラップ)は、5月25日現地時間11時15分からシルバーストン・サーキットで行われ、5番グリッドのセナ・アギウスがトップグループを追走。3番手迎えた最終ラップの17コーナーで逆転に成功して参戦36戦目で初優勝。

豪州人としては2021年第17戦アルガルヴェGPのレミー・ガードナー以来、イデミツ・アジア・タレント・カップ出身としてはソムキアット・チャントラ小椋藍に続く優勝を挙げ、総合8位から6位に浮上した。

気温16度、路面温度30度のドライコンディションの中、3番グリッドのディオゴ・モレイラは1ラップ目からアロン・カネトを追走。4番手で最終ラップを迎えたが0.434秒差の2位でチェッカーフラッグを受け、2024年の最終戦ソリダリティGP以来今季初の表彰台、自己最高位を獲得。

4番グリッドのダビド・アロンソは0.498秒差の3位。軽量級1年目の2023年に最後尾から初優勝を挙げたトラックで新人勢1番乗りとなる中量級初表彰台を獲得。

ポールポジションのアロン・カネトは、ホールショットを決めて積極的にレースを牽引したが1番手で迎えた最終ラップに逆転され、0.518秒差の4位。

Moto2™, Race, Tissot Grand Prix of the United Kingdom
Moto2™, Race, Tissot Grand Prix of the United Kingdom

8番グリッドのイサン・グエバラは0.678秒差の5位。第3戦アメリカズGP以来今季2度目のトップ5入りを果たし、19番グリッドのチェレスティーノ・ヴィエッティは2.820秒差の6位まで挽回。16番グリッドのフィリップ・サラッチ、14番グリッドのジョー・ロバーツ、6番グリッドのマルコス・ラミレス、10番グリッドのアロンソ・ロペスがトップ10入り。

13番グリッドのジェイク・ディクソンは無責任な走行により、ロングラップペナルティが科せられたが、従わなかったことから3秒加算のペナルティが科せられて11位。1番グリッドのトニー・アルボリーノは14位。22番グリッドのセルジオ・ガルシアは16位。

17番グリッドの佐々木歩夢は19.489秒差の17位。23番グリッドの國井勇輝は25.723秒差の20位。

2番グリッドのマヌエル・ゴンザレスはスタートで出遅れ、1ラップ目11番手まで後退。3ラップ目7番手まで挽回したが、4ラップ目6コーナーで6番手を走る7番グリッドのバーリー・バルトゥスをイン側から追い越そうとした際に接触転倒し、2人がリタイア。

チャンピオンシップ

ポイントリーダーのマヌエル・ゴンザレスは第3戦アメリカズGP以来今季2度目の0ポイントに終わったが、総合1位の座を維持。総合2位アロン・カネトは16ポイント差から3ポイント差、総合3位ジェイク・ディクソンは34ポイント差から27ポイント差に接近した。

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