チャンピオンシップの商業権を所有するドルナスポーツは、6月3日に世界的なファンベースの拡大に向けた投資の一環として、世界有数のスポーツマーケティングであり、イギリスに本社を置き、ヨーロッパ及びアメリカ各地に複数のオフィスを構える『Two Circles(ツーサークルズ)』との間で複数年にわたる戦略的パートナーシップを締結したと発表。主要市場におけるファンエンゲージメント*の強化を目指し、特に米国と英国での成長に注力する。
今回のパートナーシップは、ファン成長戦略の新たな段階を示すものであり、より幅引く、よりエンゲージメントの高いグローバルファン層の構築を目指す『MotoGP™』のコミットメントを強調するもので、以前から委託していたカスタムメイドの市場調査も踏まえている。
ツーサークルズは、『MotoGP™』のグローバルデジタルエコシステム全体にわたり、アイデア創出からクリエイティブ、レポート、インサイトに至るまで、主要市場における成長に明確に焦点を当て、ソーシャルコンテンツ戦略を再構築する。この取り組みは、ファンとのより深い繋がりを促進することを目的とした、新たな総合型グローバルソーシャルメディアアプローチの一環である。
モエ・ハムダイダリ(ツーサークルズ/ディレクター)
「『MotoGP™』は既に世界で最もスリリングなスポーツの1つですが、主要なファン市場には依然として大きな成長の可能性があります。データに基づく洞察と大胆な創造的思考を駆使し、全く新しい世代のファンにリーチし、共感を呼び起こすチームの次のステップを支援できることを大変嬉しく思います。」
ケリー・ブリティアン(ドルナスポーツ/マネージングディレクター)
「これはボリュームを上げることではなく、意味のある、測定可能な成長を実現することです。米国や英国のような市場には、未開拓の大きな可能性があることは以前から認識していましたが、ツーサークルズの調査によって、それがさらに浮き彫りになりました。我々はコンテンツを増やすだけでなく、適切なコンテンツでこれらの市場と関わり、エンゲージメントを高めてくれる適切なパートナーを必要としていました。ツーサークルズは、ファンダム拡大においてベストクラスです。このパートナーシップは言葉ではなく行動によるものです。」
*ファンエンゲージメントとは、企業やブランドと、ファンや顧客との間に築かれる強固な関係性のこと。スポーツ界では、ファンエンゲージメントが高いファンは、試合や大会に足を運んだりグッズを購入したりするだけでなく、SNSで関連の情報を共有したり、交流イベントに参加したりする傾向がある。