第8戦アラゴンGPのティソ・スプリント(周回数11ラップ)は、6月7日現地時間15時00分からモーターランド・アラゴンで行われ、ポールポジションのマルク・マルケスがスタートでリアタイヤのスピニングが原因で3番手に後退したが、2ラップ目の1コーナーで2番手に浮上した後、フロントタイヤの温度をコントロールしながら6ラップ目の1コーナーで1番手の座を挽回。ショートレースで2戦ぶり7度目の優勝を挙げた。
ワンツーフィニッシュ
気温29度、路面温度52度のドライコンディションの中、2番グリッドのアレックス・マルケスはホールショットを決めてレースの主導権を握ったが、6ラップ目マルク・マルケスに抜かれて2番手に後退し2.080秒差の2位。マルケス兄弟が開幕戦タイGPから8戦連続のワンツーフィニッシュを達成。
ミディアムタイヤ選択
7番グリッドのフェルミン・アルデグエルは、リアにミディアムタイヤを選択すると、1ラップ目5番手、4ラップ目4番手、9ラップ目3番手に浮上して4.630秒差の3位に入り、第6戦フランスGPに続き今季2度目の表彰台を獲得。
3番グリッドのフランコ・モルビデリは4位。5番グリッドのペドロ・アコスタは今季のベストリザルトとなる5位。10番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは6位。8番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは7位。
16番グリッドからポイント圏内
20番グリッドのマルコ・ベツェッキは、リアにミディアムタイムを装着して1ラップ目16番手、2ラップ目13番手、4ラップ目10番手に浮上して8.343秒差の8位。
6番グリッドのブラッド・ビンダーは9位に入り、開幕戦タイGP以来7戦ぶりにポイント圏内に進出。9番グリッドのファビオ・クアルタラロは13.331秒差の11位。
4番グリッドのフランチェスコ・バグナイアは1ラップ目8番手、4ラップ目13番手に後退して14.017秒差の12位。12番グリッドのヨハン・ザルコは19.284秒差の16位。
11番グリッドのジョアン・ミルは2ラップ目の12コーナーで14番グリッドのジャック・ミラーと接触。転倒リタイアを喫し、ジャック・ミラーはロングラップペナルティが科せられて13位。
チャンピオンシップ
ポイントリーダーのマルク・マルケスは9ポイントを加算。総合2位アレックス・マルケスに対して24ポイント差から27ポイント差のアドバンテージを拡大。総合3位フランチェスコ・バグナイアはギャップが72ポイント差から84ポイント差に広がった。
決勝レース
6月8日の決勝レース(周回数23ラップ)は現地時間14時00分(21時00分)スタート。
RESULTS