チャンピオンシップの商業権を所有するドルナスポーツが世界展開する『Road to MotoGP™』のプログラムの1つであり、KTMとレッドブルの協力を得て開催する『Red Bull MotoGP™ Rookies Cup(レッドブル・ルーキーズ・カップ)』は、週末にアウトードロモ・インテルナツィオナーレ・デル・ムジェロで『MotoGP™』第9戦イタリアGPの併催として、第4戦イタリア大会を開催。
レース1
6月21日現地時間16時10分。気温31度、路面温度41度のドライコンディションの中、グリッドに並んだ26人中17人が優勝表彰台争いを展開。ゴールラインまで繰り広げられたグループバトルは2番グリッドのヴェータ・プラタマ(インドネシア)が競り勝って参戦2年目の4戦目で初優勝を挙げ、6番グリッドのダビド・ゴンザレス(スペイン)は0.071秒差の2位。ベストリザルトを獲得すれば、最後尾26番グリッドのジュリオ・プリエーゼ(イタリア)は0.176秒差の3位まで挽回。
レース2
6月22日現地時間08時45分。気温23度、路面温度25度のドライコンディションの中、レース1を再現するように集団による優勝表彰台争いが展開され、2番グリッドのヴェータ・プラタマが優勝。連続優勝を果たせば、レース1で13位だった5番グリッドのハキム・ダニッシュ(マレーシア)はフォトフィニッシュ結果0.011秒差の2位。
イデミツ・アジア・タレント・カップ出身の2人、2023年と2022年のチャンピオンがワンツーフィニッシュを決めれば、レース1で10位だった13番グリッドのベニャト・フェルナンデス(スペイン)は0.068秒差の3位。
2024年にイデミツ・アジア・タレント・カップを制した8番グリッドの三谷然(みたにぜん)はレース1で0.885秒差の8位、レースは1.567秒差の13位だった。
チャンピオンシップ
ポイントリーダーのハキム・ダニッシュは23ポイントを加算。総合2位ブリアン・ウリアルテは6位と5位だったことからポイントリーダーとのギャップが30ポイント差から32ポイント差に広がり、2連勝を達成した総合7位ヴェータ・プラタマは56ポイント差の総合3位に浮上。総合14位三谷然は111ポイント差の総合13位。
次戦ドイツ大会
3週間後の7月11日から13日に『MotoGP™』第11戦ドイツGPの併催として、ザクセンリンクで第5戦ドイツ大会を開催。
選考会開催
10月7日から9日にスペイン南部で2026年シーズンにレギュラー参戦するフルエントリーライダーを選出するセレクションイベントを実施。参加希望者はオンラインで申請。
セレクションイベント