2003年:0.060秒差
故・加藤大治郎の遺志を継いだチームメイトのセテ・ジベルナウが開幕戦日本GPから8戦連続の表彰台を獲得したポイントリーダーのバレンティーノ・ロッシに挑戦。第4戦フランスGPを再現するように両者の優勝争いがゴールラインまで繰り広げられた。
2006年:ロッシ対ホンダ三銃士
第4戦中国GPと第5戦フランスGPのリタイアにより後れを取った6連覇を狙うバレンティーノ・ロッシに対して、タイトル奪回を目指すホンダ機『RC211V』を駆けるポイントリーダーのニッキー・ヘイデン、総合2位ダニエル・ペドロサ、総合4位マルコ・メランドリがコンマ数のバトルに挑む。
2009年:バレンティーノ・ロッシ対ホルヘ・ロレンソ
ヤマハのファクトリーチームに所属する両雄、8戦が終了した時点で3勝を含む7度の表彰台を獲得したポイントリーダーのバレンティーノ・ロッシと2勝を含む7度の表彰台を獲得して総合2位に位置するホルヘ・ロレンソが第6戦カタルーニャGPを再現するように1対1のバトルをゴールラインまで展開。
2010年:1つの時代を築いたレジェンドたちの台頭
多重クラッシュによる赤旗中断後のリスタートは、赤旗前を再現するように、そして、世代交代を告げるかのようにダニエル・ペドロサ、ホルヘ・ロレンソ、ケーシー・ストーナー、アンドレア・ドビツィオーソがレースをリード。そして、ゼッケンナンバー『26』をホンダ機に貼付するリトル・サムライが高速リズムを刻んで、ライバルたちを引き離しにかかる。