チャンピオンシップの商業権を所有するドルナスポーツとリバティメディアコーポレーションは、7月3日にリバティメディアコーポレーションがドルナスポーツの買収を完了したと発表した。
昨年4月1日、リバティメディアコーポレーションはドルナスポーツとの間で『MotoGP™』の買収に関して合意。6月23日に買収の最終条件である欧州委員会から無条件承認を取得したことから、7月3日までに買収を完了。
リバティメディアコーポレーションは、ドルナスポーツ株の約84%を取得。ドルナスポーツ経営陣は同事業の株式の約16%を保有することになり、リバティメディアの主要な事業の1つである『Formula One Group(フォーミュラ・ワン・グループ)』のトラッキングストック(業績に連動された株式、子会社連動配当株式)により、独立経営会社として存続。
1998年から最高経営責任者を務めているカルメロ・エスペレータは留任し、経営陣と共に引き続き事業を運営する。
リバティメディアコーポレーション
幅広い広いメディア、コミュニケーション、スポーツ、エンターテイメントのビジネス事業を運営し、その権益を所有。これらの事業は『Formula One Group(フォーミュラ・ワン・グループ)』と『Liberty Live Group(リバティ・ライブ・グループ)』という2つのトラッキングストック(追跡株式)グループに属している。
『フォーミュラ・ワン・グループ』に帰属する事業および資産には、リバティメディアの子会社である『Formula 1(フォーミュラ・ワン)』 および『Quint(クイント)』、およびその他の少数投資が含まれ、『リバティ・ライブ・グループ』に帰属する事業および資産には、『Live Nation(ライブ・ネイション)』およびその他の少数投資に対するリバティメディアの権益が含まれる。
『MotoGP™』事業に関する追加情報は、リバティメディアコーポレーションのホームページに掲載されている。