第11戦ドイツGPのフリープラクティス1は、7月11日現地時間10時45分からザクセンリンクで行われ、2週間前の第10戦オランダGPで3戦連続6度目のダブルウィンを達成したポイントリーダーのマルク・マルケスがタイヤを履き替えずに最速ペースを掴んで23ラップを周回し、7ラップ目に今季28度目の1番時計を記録。
1年前は初日に2度の転倒、2年前は週末に5度の転倒を喫したが、当地でキャリア通算11度目の優勝を挙げた2021年以来となる1番手発進を決めた。
ジャック・ミラー2番手発進
気温17度、路面温度26度のドライコンディションの中、前戦後に鈴鹿8時間耐久レースのプライベートテストに参加するために鈴鹿サーキットを訪れた総合18位ジャック・ミラーは、14年前にデビューしたサーキットに戻って来ると22ラップを周回。3度目のランの際にフロント、リアともに新品タイヤを装着して0.109秒差の2番手に進出すれば、総合11位ファビオ・クアルタラロは22ラップを周回して0.644秒差の8番手。
前戦後に次戦チェコGPの開催地でプライベートテストを実施した総合23位ミゲール・オリベイラと総合17位アレックス・リンスは10番手と18番手。
マルコ・ベツェッキ3番手
総合6位マルコ・ベツェッキは23ラップを周回。3度目のランの際に前後とも新品タイヤに履き替えてして0.315秒差の3番手に進出すれば、総合14位ラウール・フェルナンデェスは15番手。
小椋藍最多周回
総合12位小椋藍は2度のランでタイヤを履き替えずに最多26ラップを周回して1.522秒差の19番手。ホルヘ・マルティンの負傷代役として招集されたアプリリアのテストライダー、ロレンソォ・サバドーリは20番手。
ホンダ2台がトップ10入り
総合7位ヨハン・ザルコは10ラップ目の1コーナーで今季12度目の転倒を喫したが、新品タイヤを履いたバイクに乗り換え16ラップを周回し0.508秒差の4番手。総合19位ジョアン・ミルは0.642秒差の7番手。第7戦イギリスGP以来4戦ぶりに復帰した総合16位ルカ・マリーニは19ラップを周回して17番手。
That went super early for @JohannZarco1 💥#GermanGP 🇩🇪 pic.twitter.com/Vxn16NOD5T
— MotoGP™🏁 (@MotoGP) July 11, 2025
総合10位マーベリック・ビニャーレスは20ラップを周回。3度目のランの際にフロント、リアともに新品タイヤを装着して0.575秒差の5番手に進出すれば、総合13位ブラッド・ビンダーは11番手。総合8位ペドロ・アコスタは21ラップ目の3コーナーで今季8度目の転倒を喫して13番手。総合15位エネア・バスティアニーニは虫垂炎のため入院していることからセッションをキャンセル。
総合5位ファビオ・ディ・ジャンアントニオはタイヤを履き替えずに20ラップを周回して0.610秒差の6番手。総合3位フランチェスコ・バグナイアはタイヤを履き替えずに23ラップを周回して0.700秒差の9番手。総合9位フェルミン・アルデグエは12番手。
前戦の決勝レースで左手の第2中手骨頭下を骨折した総合2位アレックス・マルケスは19ラップを周回して0.904秒差の14番手。総合4位フランコ・モルビデリは16番手。
プラクティス
7月11日の公式予選1と公式予選2の振分けを決定するプラクティスは、現地時間15時00分(日本時間22時00分)スタート。
RESULTS