『MotoGP™』が国際エネルギーフォーラムに参加

モータースポーツにおける持続可能な燃料に関するパネルディスカッションに参加し、ポジティブな変化をもたらす力について議論

Moto2™』と『Moto3™』のフューエルパートナーであり、今年10月24日から26日にペトロナス・セパン・インターナショナル・サーキットで開催される第20戦マレーシアGPタイトルスポンサーでもあるマレーシアの国営石油会社ペトロナスが主催する国際エネルギーフォーラム『Energy Asia 2025』は、6月16日から18日にマレーシアの首都クアラルンプールで開催。

エネルギー移行を取り巻く現状や課題に関するパネルディスカッションが行われ、地球上で最もエキサイティングなスポーツを代表して、ドルナスポーツからグローバル・スポンサーシップ・ディレクターのフェラン・ジュンカーとディレクター・オブ・イーエスジーのダニエル・カレーラが出席。

MotoGP™』のようなトップレベルのレースシリーズが100%持続可能な燃料への移行を進める中、パネリストたちは、モータースポーツがパフォーマンスを犠牲にすることなく、どのように現実世界の脱炭素化を推進しているかを探り、化石燃料からの脱却する必要性を強調するとともに、トラックサイドでのイノベーションが道路を含むより広範囲で持続可能なモビリティをいかに迅速に実現できるかを主張。これを実現するには協力が鍵だと論じた。

将来の燃料に向けた取り組み方

脱炭素燃燃料の新しい世界時代を迎える『MotoGP™』は、全ての分野に最新技術が駆使されたスポーツとして独自の地位を確立しており、モーターサイクル産業とモビリティ産業の両方で進化を率先する力を持つグローバルプラットフォームとしての役割を持ち、最も持続可能な車両である二輪車は、よりクリーンで安全性が高く、より環境に優しい移動手段を追求する取り組みにおいて、既に重要な役割を果たしており、二酸化炭素排出量の削減、持続可能性の向上、気候変動への対策という世界のニーズに大きく貢献する力を持ち、このスポーツは持続可能性の向上を新たな目標に掲げており、燃料もこの目標に含まれている。

革新的な技術を開発する研究所的な役割を担う『MotoGP™』は、参戦メーカー及び燃料サプライヤーと協力して、比類のない持続可能なドロップイン燃料を開発しており、世界中の標準的なエンジンや一般車両でも使用できるように準備を進め、ガソリンスタンドでの提供を念頭に置いて、複数のパートナーと様々な燃料を開発することで、技術と情報を可能な限り利用しやすい環境を整える。

2024年から全てのクラスに供給される燃料は、少なくても40%が非化石由来となり、2027年には100%非化石由来を目指している。

燃料は二酸化炭素回収スキームから供給された成分を使って実験室で作り出されたものか、都市廃棄物または非食品バイオマスから得られるかのいずれかになる。

これらの取り組みにより、化石由来の燃料と比較して、温室効果ガスの排出量を大幅に削減できるようになり、生産からガソリンスタンド、そして街路に至るまで、これら将来の燃料のライフサイクルはカーボンニュートラルを目標としており、サプライヤーも燃料の生産に再生可能エネルギーの使用を徐々に導入している。

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