マルク・マルケスが6年ぶりにポールポジション奪取

レインコンディションの中でホンダのヨハン・ザルコ2番手、アプリリアのマルコ・ベツェッキ3番手、KTMのペドロ・アコスタ5番手、ヤマハのファビオ・クアルタラロ7番手

第11戦ドイツGP公式予選は、7月12日現地時間10時50分からザクセンリンクで行われ、2日目最初のセッション、フリープラクティス2で週末2度目、今季29度目の1番時計を刻んだプラクティス3番手のマルク・マルケスがトップタイムをマーク。

今季7度目、プレミアクラスで73度目、キャリア通算101度目、左回りトラックの当地で2019年以来6年ぶり11度目のポールポジションを奪取し、年間の予選最速者を決定するプライベートタイトル『BMW M Award』で総合2位に対して、アドバンテージを54ポイント差に拡大した。

今季予選最高位

気温15度、路面温度17度。雨が降るウェットコンディションの中、初日に2度の転倒を喫してプラクティスで12番手だったヨハン・ザルコは公式予選1を1番手で通過すると、公式予選2は0.151秒差の2番手。今季の予選最高位、第2戦アルゼンチンGP以来今季2度目の1列目を獲得。

プラクティスで7番手だったマルコ・ベツェッキは0.421秒差の3番手。前戦オランダGPの予選5番手を上回り今季の予選最高位に進出すれば、プラクティス6番手のフランコ・モルビデリは9ラップ目に今季11度目の転倒を喫したが0.839秒差の4番手。プラクティス5番手のペドロ・アコスタは5番手を維持。

プラクティスで2番手に進出しアレックス・マルケスは今季の予選最低位となる6番手。プレミアクラスで初優勝を挙げた第5戦スペインGP以来今季2度目の2列目となり、プラクティス4番手のファビオ・クアルタラロは7番手。

初日午後のプラクティスで1番手に進出したファビオ・ディ・ジャンアントニオは8番手。プラクティス8番手のジャック・ミラーは2ラップ目の4コーナーで今季11度目の転倒を喫したがバイクを乗り換えて9番手まで挽回。プラクティス10番手のブラッド・ビンダーは10番手。

2022年と2023年にポールポジションを獲得したプラクティス9番手のフランチェスコ・バグナイアは11番手。プラクティス11番手のマーベリック・ビニャーレスはフリープラクティス2と公式予選1で2番手だった後、公式予選2の1ラップ目4コーナーでハイサイドから今季4度目の転倒を喫したことから、メディカルセンターを経由し、精密検査を受けるため近郊の病院に搬送された。

公式予選1

プラクティスで17番手だったミゲール・オリベイラは0.467秒差の3番手。0.245秒差で公式予選2への進出を逃し、プラクティスで連続転倒を喫して16番手だったフェルミン・アルデグエルは4番手。プラクティス18番手のルカ・マリーニ、プラクティス14番手のラウール・フェルナンデェス、プラクティス15番手のジョアン・ミルが続き、プラクティス19番手のアレックス・リンスは8番手。

プラクティスで13番手だった小椋藍はウェットコンディションとなったフリープラクティス2で20番手だった後、公式予選1はタイヤを履き替えず、連続10ラップを周回して2.277秒差の9番手。ティソ・スプリントと決勝レースを7列目19番グリッドからスタートする。

ティソ・スプリント

7月12日のショートレース、ティソ・スプリント(周回数15ラップ)は現地時間15時00分(22時00分)スタート。

RESULTS

 

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