レッドブル・KTM・テック3は、7月12日に第11戦ドイツGPの公式予選2で転倒したマーベリック・ビニャーレスがティソ・スプリントとグランプリレースを欠場すると発表した。
初日午後のプラクティスで11番手だった後、30歳のスペイン人ライダーは、2日目午前のフリープラクティス2と公式予選1で連続2番手に進出。公式予選2は1ラップ目の4コーナーでハイサイドから今季4度目の転倒を喫したことから左肩を脱臼。
直ぐに元の位置に戻し、メディカルセンターを経由して近郊の病院に搬送され、精密検査を受けた結果、軽度の骨折が判明したことから、虫垂炎が原因で欠場するチームメイトのエネア・バスティアニーニと共に第12戦チェコGPの参戦は回復次第となった。
マーベリック・ビニャーレス
「もちろん痛みはあるけど、何よりも、週末の終わりを見ることができず、達成できたはずの成果を見ることができなかったのは残念。今朝は本当に速かった。フリープラクティス2は2番手。公式予選1から公式予選2に進出し、1列目を獲得できる可能性は高かったと思う。それが僕たちの目標だった。それができると分かっているから、僕たちは信じ続け、プッシュを続けなければいけない。」