マルク・マルケスがザクセンキングの王位奪還

8人が転倒するサバイバルレースでランク総合2位アレックス・マルケスと総合3位フランチェスコ・バグナイアが表彰台獲得

第11戦ドイツGP決勝レース(周回数30ラップ)は、7月13日現地時間14時00分からザクセンリンクで行われ、ウォームアップ走行で週末4度目の1番時計を刻んだポールポジションのマルク・マルケスがホールショットを決め、2ラップ目、3ラップ目、5ラップ目にファステストラップをマークしてレースの主導権を握り、ライバルたちを圧巻するペースで独走。

第8戦アラゴンGPから4戦連続7度目の優勝、プレミアクラス200戦目でレジェンド、ジャコモ・アゴスチーニを上回る単独2位の69勝目、キャリア通算278戦目で95勝目、当地で2021年以来4年ぶり12勝目を挙げ、4戦連続7度目のダブルウィンを達成した。

1コーナーの連続転倒

気温21度、路面温度27度のドライコンディションの中、7番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは1ラップ目3番手、2ラップ目2番手に浮上。今季の最高位、2戦ぶり3度目の表彰台を目指して2番手を走行していた18ラップ目の1コーナーで転倒。

2番グリッドのヨハン・ザルコは5番手に浮上した直後の18ラップ目1コーナー、3番グリッドのマルコ・ベツェッキは2番手走行中の21ラップ目1コーナーで転倒。

17番グリッドの小椋藍は3ラップ目14番手、18ラップ目12番手、21ラップ目10番手に浮上したが、22ラップ目の1コーナーで転倒し、アプリリア機が前を走っていた15番グリッドのジョアン・ミルに激突。

今季7度目の表彰台

5番グリッドのアレックス・マルケスは1ラップ目4番手に位置。前を走っていたファビオ・ディ・ジャンアントニオマルコ・ベツェッキが転倒し、21ラップ目2番手に浮上。6.380秒差の2位でチェッカーフラッグを受け、プレミアクラス100戦目で2戦ぶり6度目の2位、7度目の表彰台を獲得すれば、10番グリッドのフランチェスコ・バグナイアは7.080秒差の3位に入り、2戦連続7度目の表彰台。

6番グリッドのファビオ・クアルタラロは18.738秒差の4位。12番グリッドのフェルミン・アルデグエルは5戦ぶり3度目のトップ5入りとなる5位。

13番グリッドのルカ・マリーニは負傷からの復帰戦で今季の最高位、ホンダに加入してからの最高位となる6位。9番グリッドのブラッド・ビンダー、8番グリッドのジャック・ミラー、14番グリッドのラウール・フェルナンデェス、16番グリッドのアレックス・リンスがトップ10入り。

完走10人

11番グリッドのミゲール・オリベイラは3ラップ目13コーナーで転倒。4番グリッドのペドロ・アコスタは5番手走行中の4ラップ目2コーナーで転倒。18番グリッドのロレンソォ・サバドーリは2ラップ目の3コーナーと20ラップ目の1コーナーで連続転倒。グリッドに並んだ18人中8人が転倒リタイア。

Pedro Acosta, Red Bull KTM Factory Racing, Liqui Moly Grand Prix of Germany
Pedro Acosta, Red Bull KTM Factory Racing, Liqui Moly Grand Prix of Germany

チャンピオンシップ

ポイントリーダーのマルク・マルケスは25ポイントを加算。総合2位アレックス・マルケスに対してアドバンテージを83ポイント差に拡大すれば、総合3位フランチェスコ・バグナイアは147ポイント差。

Grand Prix Standings, Liqui Moly Grand Prix of Germany
Grand Prix Standings, Liqui Moly Grand Prix of Germany

第12戦チェコGP

前半戦最後となる次戦チェコGPは、来週末の7月18日から20日にアウトモトドローム・ブルノ、通称ブルノ・サーキットで開催。

RESULTS

 

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