第11戦ドイツGPの決勝レース(周回数23ラップ)は、7月13日現地時間11時00分からザクセンリンクで行われ、4番グリッドのダビド・ムニョスが公式予選2の転倒で身体の左側、特に左肩と左手を痛めていたことが影響してスタートで右側に流れたが、2番手に浮上して終始トップ4以内に位置。最終ラップ、フィニッシュラインまで繰り広げられた優勝争いに競り勝って、キャリア初優勝を成し遂げた第8戦アラゴンGPに続き今季2勝目を挙げた。
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— MotoGP™🏁 (@MotoGP) July 13, 2025
ポイントリーダー8度目の表彰台
気温19度、路面温度25度のドライコンディションの中、7番グリッドのマキシモ・キレスは序盤から積極的にレースを引っ張って0.241秒差の2位。参戦7戦目で4度目の表彰台を獲得すれば、12番グリッドのホセ・アントニオ・ルエダは0.250秒差の3位に入り、2戦連続8度目の表彰台を獲得。10番グリッドのアンヘル・ピケラスは4位。
5番グリッドのアルバロ・カルペはスタート直後の1コーナーで他車と接触したことからロングラップペナルティが科せられ、5ラップ目に3番手から16番手に後退したが、直ぐにトップグループに追いついて5位まで挽回。13番グリッドのジョエル・ケルソ、3番グリッドのグイド・ピニ、18番グリッドのヤコブ・ローゼンターラー、8番グリッドのコーマック・ブキャナンが続き、11番グリッドのマルコス・ウリアルテがトップ10入り。
16番グリッドの山中琉聖は中盤にトップに立ったが、トップグループ内で走行中の20ラップ目1コーナーでコースアウトを喫して12.298秒差の15位。17番グリッドの古里太陽は、1ラップ目11番手に浮上してトップグループに位置すると、3番手走行中の23ラップ目、最終ラップの12コーナーで転倒。
ポールポジションのスコット・オグデン、2番グリッドのダビド・アルマンサ、6番グリッドのアドリアン・フェルナンデェスはトップグループ内で走行中に転倒した。
チャンピオンシップ
ポイントリーダーのホセ・アントニオ・ルエダは16ポイントを加算。総合2位アルバロ・カルペに対してアドバンテージを69ポイント差から73ポイント差に広げ、総合3位アンヘル・ピケラスは74ポイント差。総合4位ジョエル・ケルソは93ポイント差。
総合6位ダビド・ムニョスは総合5位に浮上。総合7位古里太陽は総合7位を維持したが、総合11位山中琉聖は総合12位に後退した。
RESULTS