第12戦チェコGPのプラクティスは、7月18日現地時間13時15分からアウトモトドローム・ブルノで行われ、1週間前の第11戦ドイツGP決勝レースで5番グリッドから5位を獲得した総合3位アルバロ・カルペがウェットコンディションだった週末最初のセッション、フリープラクティス1で今季5度目の転倒を喫し、4ラップしか周回できずに22番手だったが、11ラップを周回して9ラップ目に12年前の2013年にアレックス・リンスが公式予選2で樹立したオールタイムラップレコード(2分07秒622)を1.782秒更新する2分5秒840を記録。今季5度目の1番時計を刻んだ。
One very happy rookie at Brno! 😄
— MotoGP™🏁 (@MotoGP) July 18, 2025
Alvaro Carpe beats @Rins42's lap record to top Friday 💥💪#CzechGP 🇨🇿 pic.twitter.com/1tVXkDU1SP
ポイントリーダー2番手
気温19度、路面温度31度のドライコンディションの中、前戦で今季8度目の表彰台を獲得したポイントリーダーのホセ・アントニオ・ルエダは13ラップを周回して0.157秒差の2番手。
新人勢4人がトップ5に進出
前戦で今季4度目の表彰台を獲得した総合6位マキシモ・キレスは0.177秒差の3番手。総合15位グイド・ピニと総合13位バレンティン・ペローネは午前のセッションで今季12度目と5度目の転倒を喫したが、午後は4番手と5番手に進出。
前戦で今季2勝目を挙げた総合5位ダビド・ムニョスはフリープラクティス2で9番手だった後、プラクティスは6番手。総合4位ジョエル・ケルソは7番手。
5年前に当地で優勝を挙げた総合10位デニス・フォッジャは8番手。レース経験がある総合20位リッカルド・ロッシと総合17位ステファノ・ネパは16番手と17番手。
総合12位山中琉聖はフリープラクティス1で16ラップを周回して11番手。プラクティスは13ラップを周回して0.590秒差の9番手に浮上し、前戦でポールポジションを初めて獲得した総合16位スコット・オグデンは10番手。
総合8位ダビド・アルマンサは午前のウェットコンディションで今季6度目の1番手に進出したが、午後は13番手に後退。総合11位アドリアン・フェルナンデェスは14番手に入り、公式予選2への直接進出を確保すれば、総合2位アンヘル・ピケラスは15番手。
総合7位古里太陽はフリープラクティス1で12ラップを周回して15番手だった後、プラクティスは12ラップを周回して1.825秒差の22番手。
総合9位ルカ・ルネッタは第10戦オランダGPで右脚の脛骨と腓骨を骨折したことから、前戦に続き、ジュニアGP™世界選手権に参戦するスイス出身のレノックス・フォマラが代役として参戦。総合24位ルケ・モードレーは第9戦イタリアGPで右肩甲骨を骨折したことから、ジュニアGP™世界選手権とレッドブル・ルーキーズ・カップに参戦するアルゼンチン出身のマルコ・モレリが代役として初参戦。
総合27位タットチャコーン・ブーシュリは第10戦オランダGPで脱臼した右肩の状態が良くないことから医師の助言に従って欠場する。
公式予選
決勝レースのグリッドを決定する公式予選1は7月19日12時50分(日本時間19時50分)、公式予選2は13時15分(20時15分)開始。
RESULTS