第12戦チェコGPのプラクティスは、7月18日現地時間14時05分からアウトモトドローム・ブルノで行われ、1週間前の第11戦ドイツGPで10番グリッドから6位に進出した総合13位ジョー・ロバーツがウェットコンディションとなった週末最初のセッション、フリープラクティス1で13番手だった後、7ラップを周回し、4ラップ目に6年前の2019年にアレックス・マルケスが決勝レースの2ラップ目に樹立したオールタイムラップレコード(2分01秒463)を2.431秒更新する1分59秒032を記録。今季3度目の1番時計を刻んだ。
Fastest in all sectors 👍 @joerobertsracer approved#CzechGP 🇨🇿 pic.twitter.com/jAsXVlnlIO
— MotoGP™🏁 (@MotoGP) July 18, 2025
赤旗中止
気温20度、路面温度31度のドライコンディションの中、セッションの途中に雨が降り、レースディレクションは走行が不可能と判断ったことから赤旗が提示され、雨が降る前のタイムで公式予選1と公式予選2の振分けが決定。
地元出身の総合12位フィリップ・サラッチは0.542秒差の2番手。ポイントリーダーのマヌエル・ゴンザレスは0.572秒差の3番手。総合10位マルコス・ラミレス、総合7位セナ・アギウスが続き、ワイルドカード参戦のマッティア・パシーニは6番手。
前戦の転倒で左手と左肩を負傷、爪を欠損した総合2位アロン・カネトは0.875秒差の7番手。前戦で今季3度目の表彰台を獲得した総合4位ジェイク・ディクソン、総合11位アロンソ・ロペス、総合8位チェレスティーノ・ヴィエッティがトップ10入り。
前戦で今季2勝目を挙げた総合6位デニス・オンジュは15番手。総合17位トニー・アルボリーノはフリープラクティス1で1番手に進出したが17番手に後退。
前戦の転倒で右手を負傷した総合16位ダビド・アロンソは18番手。前戦で今季4度目の表彰台を獲得した総合5位バーリー・バルトゥスは19番手。前戦の転倒で背中と左脚を強打した総合9位アルベルト・アレナスは22番手。
3人の日本勢
前戦で中量級に進出してから初めてトップ10入りを果たした総合23位佐々木歩夢はフリープラクティス1で18ラップを周回して24番手だった後、プラクティスは8ラップを周回して1.646秒差の21番手。
軽量級に参戦した5年前に当地でのレース経験がある國井勇輝は、フリープラクティス1で15ラップを周回して17番手だった後、プラクティスは8ラップを周回して2.282秒差の26番手に後退。総合24位マリオ・アジの負傷代役として2戦連続参戦となる羽田太河は、フリープラクティス1で18ラップを周回して26番手だった後、プラクティスは8ラップを周回して3.223秒差の27番手。
前戦の転倒で右肘を負傷した総合3位ディオゴ・モレイラは28番手だった。
公式予選
決勝レースのグリッドを決定する公式予選1は7月19日13時45分(20時45分)、公式予選2は14時10分(21時10分)開始。
RESULTS