マルク・マルケスがティソ・スプリントで今季11勝目

KTMのペドロ・アコスタとエネア・バスティアニーニが表彰台、ホルヘ・マルティン11位、小椋藍16位

第12戦チェコGPティソ・スプリント(周回数10ラップ)は、7月19日現地時間15時00分からアウトモトドローム・ブルノで行われ、2番グリッドのマルク・マルケスが1ラップ目の3コーナーで1番手に飛び出し、レースの主導権を握り、4ラップ目に1.1秒差、5ラップ目には2.4秒差にアドバンテージを広げたが、ダッシュボードからタイヤプレッシャーの警告を受けたことから、ブレーキングで対応していたが、6ラップ目2番手に後退することを決断。

トップを追走してフロントタイヤのプレッシャーを高めると、9ラップ目1番手に浮上してトップでチェッカーフラッグを受け、ショートレースで第8戦アラゴンGPから5戦連続11勝目を達成した。

ダブルポディウム&トップ10

気温25度、路面温度36度のドライコンディションの中、7番グリッドのペドロ・アコスタは1ラップ目4番手、2ラップ目3番手、5ラップ目2番手、6ラップ目1番手に浮上したが、9ラップ目に抜かれて0.798秒差の2位。初めて訪れた当地で昨年8月の第12戦アラゴンGP以来今季初の表彰台、昨年4月の第4戦スペインGP以来となる最高位を獲得すれば、11番グリッドのエネア・バスティアニーニは1.324秒差の3位に入り、昨年11月の最終戦ソリダリティGP以来、KTMに乗り換えてから初めて表彰台を獲得。

KTMが2023年4月の第4戦スペインGP以来2度目となるダブルポディウムを獲得すれば、14番グリッドのポル・エスパルガロはポイント圏内の9位。19番グリッドのブラッド・ビンダーは10位に入り、KTMの4台がトップ10入り。

マルコ・ベツェッキ4位

4番グリッドのマルコ・ベツェッキは、ライバルたちと異なり、リアにソフトタイヤを選択すると、1ラップ目6番手、2ラップ目7番手に後退したが、1.409秒差の4位まで挽回。6番グリッドのラウール・フェルナンデェスは3.258秒差の6位に入り、昨年10月の第17戦オーストラリアGP以来自己最高位タイを獲得。

ホルヘ・マルティン完走

12番グリッドのホルヘ・マルティンは、1ラップ目7番手まで浮上したが6.000秒差の11位。20番グリッドの小椋藍は1ラップ目16番手まで浮上し、ポジションを維持して8.992秒差の16位。

3番グリッドのファビオ・クアルタラロはヤマハ勢の最高位となる2.292秒差の5位。10番グリッドのジャック・ミラーは12位。17番グリッドのミゲール・オリベイラは13位。15番グリッドのアレックス・リンスは18位。

タイヤプレッシャーの警告

ポールポジションのフランチェスコ・バグナイアは、2番手走行中にタイヤプレッシャーの警告を受けたことから5ラップ目にポジションを落として、他車の後ろに位置することを決断したが6番手に後退。最終ラップにポジションを1つ落として3.348秒差の7位。18番グリッドのフェルミン・アルデグエルは14位。

1ラップ目19番手まで後退

8番グリッドのアレックス・マルケスは、グリッド上でマルク・マルケスがスタート直前に捨てたティアオフを踏むことを避けたが、リアをスリップさせ、3コーナーで他車との追突を回避したことから大幅にポジションを落とし19番手まで後退。今季初めてポイント圏外となる9.402秒差の17位でゴールすれば、13番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは18番手走行中の5ラップ目11コーナーで今季3度目の転倒。

9番グリッドのヨハン・ザルコはホンダ勢の最高位となる3.920秒差の8位。16番グリッドのルカ・マリーニは15位。5番グリッドのジョアン・ミルは1ラップ目のコースアウトが影響して最後尾に後退して19位。

21番グリッドの中上貴晶は、2ラップ目の3コーナーでイン側から進入してきた22番グリッドのアウグスト・フェルナンデェスと激突したことから、2人がリタイアした。

チャンピオンシップ

ポイントリーダーのマルク・マルケスは12ポイントを加算。総合2位アレックス・マルケスに対して、アドバンテージを83ポイント差から95ポイント差に拡大。総合3位フランチェスコ・バグナイアには4戦以上となる156ポイント差に広げた。

Sprint Standings, Tissot Grand Prix of Czechia
Sprint Standings, Tissot Grand Prix of Czechia

決勝レース

7月20日の決勝レース(周回数21ラップ)は現地時間14時00分(21時00分)スタート。

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