第12戦チェコGPの公式予選は、7月19日現地時間10時50分からアウトモトドローム・ブルノで行われ、2日目最初のセッション、フリープラクティス2で18番手だったプラクティス13番手のフランチェスコ・バグナイアが開幕戦タイGP以来今季2度目となった公式予選1を1番手で通過した後、公式予選2は9年前の2016年にマルク・マルケスが公式予選2で樹立したオールタイムラップレコード(1分54秒596)を2.293秒更新する1分52秒303の1番時計を記録。
昨年11月の最終戦ソリダリティGP以来今季初のポールポジションを奪取。プレミアクラスで25度目、キャリア通算32度目のトップグリッドを獲得した。
🔥@PeccoBagnaia scores his first pole position of 2025! 🔥#CzechGP 🇨🇿 pic.twitter.com/lgO0lRXI9u
— MotoGP™🏁 (@MotoGP) July 19, 2025
マルク・マルケス転倒
気温22度、路面温度が38度のドライコンディションの中、初日午後のプラクティスで1番手に進出したマルク・マルケスは、フリープラクティス2で週末3度目の1番手、今季34度目の1番時計を刻んだが、ベストラップを刻んでいた6ラップ目の13コーナーで今季8度目の転倒を喫して0.219秒差の2番手。2戦連続10度目の1列目を確保すれば、プラクティス9番手のアレックス・マルケスは今季の予選最低位となる8番手。
ファビオ・クアルタラロ1列目
プラクティスで3番手に進出したファビオ・クアルタラロは0.305秒差の3番手を維持。2戦ぶり6度目の1列目を獲得すれば、プラクティス6番手のジャック・ミラーは6ラップ目の10コーナーで今季12度目の転倒を喫して10番手。
マルコ・ベツェッキ転倒
プラクティスで4番手に進出したマルコ・ベツェッキは6ラップ目の1コーナーでコースアウトを喫して、エアフェンス手前で転倒を喫したが、0.341秒差の4番手を維持。プラクティス11番手のラウール・フェルナンデェスは公式予選1を2番手で通過した後、公式予選2で0.493秒差の6番手に入り、今季の予選最高位に進出。
プラクティス5番手のホルヘ・マルティンは1.311秒差の12番手。
ジョアン・ミル今季予選最高位
プラクティスで7番手だったジョアン・ミルは0.460秒差の5番手。2023年9月の第13戦インドGPで5番手に進出して以来、ホンダに加入してから2度目となる2列目、今季の予選最高位に進出すれば、5年前に当地でポールポジションを獲得したプラクティス2番手のヨハン・ザルコは7ラップ目の13コーナーで今季15度目の転倒を喫して9番手。
プラクティス10番手のペドロ・アコスタは7番手。プラクティス8番手のエネア・バスティアニーニは今季初めての公式予選2で11番手。
公式予選1
プラクティスで16番手だったファビオ・ディ・ジャンアントニオはフリープラクティス2で3番手に進出したが、0.157秒差の3番手。0.097秒差で公式予選2に出走できず、プライベートテストを実施したプラクティス14番手のアレックス・リンスとプラクティス22番手のルカ・マリーニは5番手と6番手。
プラクティス12番手のフェルミン・アルデグエルは8番手。5年前に当地で優勝を挙げたプラクティス15番手のブラッド・ビンダーは9番手。
プラクティスで20番手だった小椋藍は、フリープラクティス2で11ラップを周回して21番手だった後、公式予選1は1.022秒差の11番手。プラクティス21番手の中上貴晶は、フリープラクティス2で11ラップを周回して20番手だった後、公式予選1は1.029秒差の12番手。
ティソ・スプリント
7月19日のショートレース、ティソ・スプリント(周回数10ラップ)は現地時間15時00分(22時00分)スタート。
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