ドゥカティ・レノボ・チームのマルク・マルケスは、第12戦チェコGPの公式予選2で6ラップ目の13コーナーで今季8度目の転倒。黄旗が提示されている同じコーナーで転倒が発生した場合、通常はペナルティが科せられるが、今回はペナルティの対象にならなかった。
カストロール・ホンダ・LCRのヨハン・ザルコは、7ラップ目の13コーナーで今季15度目の転倒。ジョアン・ミルはヨハン・ザルコの直ぐ後ろを走っていて、マルク・マルケスは数メートル後方を走行していたが、同じコーナーで転倒。
ヨハン・ザルコの転倒からマルク・マルケスの転倒まで、コンマ8秒しか時間差がなく、マルケス機は転倒を知らせる『LED Panel(エルイーディーパネル)』の前を既に通過していたことから、2人は黄旗を確認し、反応する時間がなかったことから、ペナルティの対象外となった。