アプリリア・レーシングのホルヘ・マルティンは、第17戦日本GPのティソ・スプリントで転倒した際に右鎖骨を骨折したことから欠場を強いられていたが、回復に努めてきたことから、最終戦バレンシアGPで復帰。7週間ぶりにゼッケンナンバー『1』を貼付するアプリリア機に乗り込み、所属2年目となる来季に向けて準備に着手する。
「チームに再び合流できることが本当に楽しみ。待ちきれない。彼らの仕事ぶりには大変満足。アプリリアとマルコ・ベッツェッキが達成した結果を祝福したい。最大の目標は、来シーズンに向けて、できる限り最高の準備を始めること。今は結果について話す必要はない。重要なのは、周回を重ね、情報を収集すること。2026年に向けて、チームと共に成長していきたい。」
1年前にタイトルを獲得した27歳のスペイン人ライダー、ホルヘ・マルティンは、8年前の軽量級3年目となった2017年にキャリア初優勝、中量級2年目の2020年に優勝、プレミアクラス1年目の2021年に2位、2年目の2022年に3位、3年目の2023年に優勝と転倒を喫したサーキット・リカルド・トルモからプレミアクラス6年目、キャリア通算12年目の準備を開始する。