『FIM JuniorGP™ World Championship(ジュニアGP™世界選手権)』は、7月25日から27日にモーターランド・アラゴンで開催。第4戦アラゴン大会は、4つのカテゴリー、『JuniorGP™ World Championship(ジュニアGP™世界選手権)』、『Moto2™ European Championship(Moto2™欧州選手権)』、『European Talent Cup(ヨーロピアン・タレント・カップ)』、『Stock European Championship(ストック欧州選手権)』を実施した。
ジュニアGP™世界選手権
レース1は、4番グリッドのレオナルド・ザンニ(イタリア)が最後の2ラップで前に出て6レース目で初優勝。5番グリッドのケーシー・オゴーマン(アイルランド)は1.092秒差の2位。マニクール・サーキットで開催された第3戦フランス大会から2レース連続の2位を獲得すれば、3番グリッドのリコ・サルメラ(フィンランド)は開幕戦エストリル大会から5レース連続の表彰台となる3位に進出。
レース2は、3戦連続のポールポジションを獲得したブライアン・ウリアルテ(スペイン)がレース1で8位だった後、6人による優勝表彰台争いに競り勝って第2戦ヘレス大会のレース2以来今季4勝目。ケーシー・オゴーマンは0.061秒差の2位。
第12戦チェコGPに負傷代役として世界舞台にデビューした6番グリッドのマルコ・モレリ(アルゼンチン)は0.134秒差の3位。7レース目で初表彰台を獲得した。
日本から参戦の三谷然は10番グリッドから17.419秒差の12位、11番グリッドから12.543秒差の9位。開幕戦エストリル大会から6レース連続してポイント圏内でチェッカーフラッグを受け、内海孝太郎は20位と24位。
チャンピオンシップは、ブライアン・ウリアルテが総合1位を維持。リコ・サルメラは17ポイント差の総合2位、ケーシー・オゴーマンは週末最多の40ポイントを稼ぎ、34ポイント差の総合3位に浮上。
Moto2™欧州選手権
レース1は6番グリッドのアルベルト・フェルナンデェス(スペイン)がコンマ数秒の優勝争いを制して今季3勝目を挙げ、レース2は第12戦チェコGPでワイルドカード参戦したミラン・パヴェレツ(ポーランド)が初優勝。ポイントリーダーのウナイ・オラードレ(スペイン)は2位と3位。
ヨーロピアン・タレント・カップ
3番グリッドのフェルナンド・ブホサ(スペイン)がグループによる優勝表彰台争いを最終ラップの最終コーナーで逆転し、前戦フランス大会に続き2レース連続3度目の優勝を挙げ、ポイントリーダーに飛び出した。
次戦モーター・バレー&エミリア・ロマーニャ大会
8週間後の9月19日から21日にミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリで開催。