第１４戦ハンガリーＧＰの決勝レース（周回数２２ラップ）は、８月２４日現地時間１２時１５分からバラトンパーク・サーキットで行われ、８番グリッドのダビド・アロンソが１ラップ目１１番手に後退したが、５ラップ目８番手、１４ラップ目５番手、１６ラップ目ファステストラップ、１９ラップ目３番手、２１ラップ目２番手に浮上すると、最終ラップのシケインで逆転。中量級１４戦目でコロンビア史上初となる優勝を挙げ、第７戦イギリスＧＰ以来今季２度目の表彰台を獲得した。

ディオゴ・モレイラ２位

気温２０度、路面温度４０度のドライコンディションの中、ポールポジションのディオゴ・モレイラは１ラップ目を２番手で通過すると、４ラップ目１番手に浮上してレースをリードしたが、１５ラップ目２番手、２１ラップ目３番手に後退。最終ラップにポジションを１つ上げて０.１７４秒差の２位でチェッカーフラッグを受け、２戦連続５度目の表彰台を獲得。

中量級史上で初となる南米出身者（コロンビア/ブラジル）がワンツーフィニッシュを達成。

マヌエル・ゴンザレス３位

３番グリッドのマヌエル・ゴンザレスは６ラップ目２番手、１５ラップ目１番手に浮上したが、最終ラップにシケインでダビド・アロンソとディオゴ・モレイラに抜かれて０.３０５秒差の３位に入り、２戦ぶり９度目の表彰台を獲得。

４番グリッドのジェイク・ディクソンは１ラップ目の２コーナーで１番手に飛び出したが、４位。５番グリッドのコリン・ベイヤーは自己最高位の５位。６番グリッドのアロン・カネトは２.６０８秒差の６位。

ルーキーたちの躍進

１２番グリッドのアドリアン・ウエルタスは自己最高位の７位。１０番グリッドのフィリップ・サラッチ、７番グリッドのダニエル・オルガドが続き、１８番グリッドのイバン・オルトラが１０位。

５人の新人勢、ダビド・アロンソ、コリン・ベイヤー、アドリアン・ウエルタス、ダニエル・オルガド、イバン・オルトラが揃ってトップ１０入りを達成。

１５番グリッドのバーリー・バルトゥスはトラックリミットによりロングラップペナルティが科せられたが１２位。２番グリッドのゾンタ・ファン・デン・グールベルクは１３位。

多重クラッシュ

スタート直後の１ラップ目１コーナーで２１番グリッドのダーリン・ビンダー、２３番グリッドのチェレスティーノ・ヴィエッティ、２５番グリッドの國井勇輝、２６番グリッドのウナイ・オラードレが転倒。９番グリッドの佐々木歩夢は１２番手走行中の２１ラップ目に転倒。

チャンピオンシップ

ポイントリーダーのマヌエル・ゴンザレスは１６ポイントを加算。総合２位アロン・カネトは１９ポイント差から２５ポイント差にギャップが広がり、総合３位ディオゴ・モレイラは３５ポイント差から３１ポイント差に接近した。

RESULTS